おしらじ様参り、2回目。
滝がみえてよかった!
――という記事です。
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えらく、ねむい……
のを、がんばって4時。イバラキ発。
真っ暗な高速道路をずんずん突き進みまして――
7時すぎ。おしらじ様のおられる高原山に到着。
台風21号が暴れまわって数日後だったので、
滝への道は 倒木やらなにやらゴロゴロ転がって なかなか難儀いたしました。
が、谷底から
ザザザザザザ……
と、前回訪問時には聞かれなかった水音が聞こえ、
期待が高まります。
うむ。早起きした甲斐があった。
これはもう思う存分、おしらじ様を独り占めできるぞ!!
トマス:おしらじさま!
おしらじ様:トマスさん! また来てくれたのね!
トマス:え!?
おしらじ様:おしらじ、うれしいっ!
トマス:え? 僕を……おぼえて?
おしらじ様:当たり前じゃない。だってあたし。
トマス:え……
おしらじ様:こないだは初対面だったし……人目もあったから、いえなかったけど……
トマス:え……
おしらじ様:トマスさん。あたし、あなたのことが……す……す……
とかいう妄想を
ひひひひひ、と、
くり広げておったのですが、
7時半
もう先客がおられました。
そういや千葉ナンバーの車が駐車場にとまっていたっけ。
……
もとい、
滝ながれてました。
美人、いや
美滝ですよ。
先客のかたと、
「滝ながれてるのみれて良かったです」
とか
「倒木がちょうどイヤな位置にありますね」
とか
はなしました。
滝の反対側、というか、
下流側というか、
は。こんな感じ。↓↓
前回来たときは、ただ岩石がゴロゴロしてる場所だったのですが、
今回は立派な「渓流」になってました。
なるほど、こういうところなのか。
水の色は深いブルー。
前回は緑っぽかった。
落ち葉もたくさん浮かんでたし。
ただ、どうなんだろ。
早朝。ここはあまり日があたらないんですよね。
おしらじ=すり鉢 つまり、盆地の底ですので。
前回はお昼頃で もっと日があたっていたので
で、緑色にみえたのかもしれぬ。
やさしげな先客さんが
「では、お気をつけて」
と帰られたので……
おしらじ様と二人きり!!
なので、
以下の写真は 遠慮なくフラッシュ(スピードライト)使っているんですが、
横幅800px ではあんまり違いがわかりませんかね。
三脚、買うべきなんだろうな……
とか、思うのですが、
そもそも、ですよ。
ライカとかコンタックスとかの、
レンジファインダーカメラ、一眼レフカメラって
「コンパクトに持ち運びできるカメラはできないものか?」
という試行錯誤のもと、生まれてきたわけで……
(ニコン・キャノンはそのドイツ製カメラの子孫である)
いわゆる中判カメラ。
持ち運びできないほどデカいカメラを三脚につけるのは理解できるのだが、
一眼レフを三脚につけるのってなんか「倒錯」のような気がして……
いや、しかし
おしらじ様、独り占め……
森は静寂に満ちていた。もはや二人を邪魔するものは誰もいなかった。
二人はみつめあった。二人の瞳に涙がうっすら浮かんだ。
おしらじ様:トマスさん……
トマス:おしらじさま……
おしらじ様:ようやく……
トマス:二人きり、ですね。
……とか、脳内ワールドがふたたび爆発しそうになりましたが。
三脚装備のオジサンが二人、あらわれて
滝のまんまえで ガチャガチャ三脚をセットし始めましたので
おしらじ様とのラブラブな時間はあっさり終わりを告げました。
滝の上に出られる、と教えていただいたので
楽しみにしておったのですが、
台風の影響か、「立入り禁止」のロープがはられていて
滝の上には登れませんでした。
残念。
しかし。2回目にして 滝、みれたので幸運なんでしょう。
次はスッカン沢に向かいました。