去年 筑波山の夜景撮影で
ひどく寒いおもいをしたので――
今年は装備を 自分なりにいろいろと考えました次第。
①まずは手袋。
「フォトグローブ」とか「カメラグローブ」とかいうものが
各社からいろいろ出ているようで、
で、いろいろ検討したりしたのですが……
マグネットで指先を開閉するシステム、を採用しているものが多く……
んー
機械式腕時計愛用者には 「マグネット」「磁力」は敵。
憎むべき敵。
そんな手袋使えるわけがない。
というわけで、
良いものがみつからないわけです。
で
けっきょく行きついたのがこれでした。
ショーワグローブ No.282 防寒テムレス Mサイズ。
結論からいうとこれはよかったです。
ルックスはあれですが。
アマゾンで評価が高かったこと。
評価の中で 雪山での撮影に使っている、という人もいたこと。
あと、なにより
値段が安い。
これが決め手になりました。
まあ、ようするに
分厚いゴム手袋&裏地にモフモフ
というやつです。
べらぼうに暖かいです。
僕は手はあまり大きくないので Mサイズを選んだのですが、正解でした。
ただ、女性で小さい手の持ち主だと Mでもけっこうデカいかも、ですね。
「Sサイズ」というのがアマゾンで見当たらないので ラインナップされていないのかもしれない。
となると、コットンの手袋・軍手をして その上にMサイズというのでいいか。
防寒テムレスの長所&短所を箇条書きでまとめます。
長所
・安い。
・とにかく暖かい。
・防水性能も完璧である。
・いろいろな目的に使える。(雪かきとかに使えるでしょう。雪山登山に使う人もおられるようだ)
・けっこう細かいボタン(カメラの)も押せる。わざわざ脱ぐ必要はない。
短所
・ダサい。
・とうぜんゴムの匂いがあります。
といったところか。
上記、長所のところに書きましたが、先週末の降雪時、
さっそく防寒テムレス役に立ちました。
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おつぎ
②帽子
――これは……完全にマニア向けですね。
「軍モノ」が好きな人は 僕がとやかく言わずとも「買い」でしょうし。
BUZZ RICKSON'S
BR02538
CAP,FIELD,PILE
M-1951
まあ、朝鮮戦争当時のアメリカ陸軍のフィールドキャップのレプリカです。
サイズが
7 1/4
7 1/2
と 2種類ありますが、
普通の大きさの頭の人→7 1/4
そうとう頭のデカい人→7 1/2
という感じなのではあるまいか。
自分は普通、だとおもうのですが、 7 1/4 で、ゆったりした感じでした。
モフモフ部分の成分は
アルパカ 35%
ウール 35%
ナイロン 20%
コットン 10%
で、容赦ない暖かさです。
「軍モノ」ですので
品質は保証されている、といっていいとおもいますが……
そこは、「70年前の品質」なわけでして……
今だったら、モンベルあたりで調べれば
防水性能もあって 軽くて 暖かくて 安くて
というものがいくらでもみつかるだろうとおもいます。
くりかえし書きますが、マニア向けですね。
フィールドキャップM-1951
長所&短所も書いておきます。
長所
・暖かい。
・日常使いできます。(ただし下記の暖かすぎる問題があります)
短所
・クルマを運転する時。バイザー部分、クルマの天井にゴツゴツあたることがあります。
(車種による。プリウスはOKでした。スポーツカー系は絶対にあたる)
・暖かすぎる。
(関東地方では 真冬でもオーバースペックな気がする)
さいごの暖かすぎる問題ですが、
耳あてのモフモフを上にあげて結んで、という状態でも
やっぱし暑いです。
関東地方ですと、真冬の朝、夜は着用OKですが、
昼間は何分か経つと 「暑い……」といって脱ぐ羽目になるとおもいます。
あと――
この帽子、バイザーはなにか意味があるのでしょうかね?
ファッション要素以外に意味があるのか?
しかし アメリカ陸軍の装備にファッション要素??
……よくわかりませんです。