おそばの超有名店へ行きました。
もう……凄すぎました……
はやくもまた行きたいです。
……
ただ。なんかすごいところにある。
クルマで行かれる方、一歩間違えると ごちゃごちゃした住宅街に迷い込みます。
注意してください!!
でもたどりつくと見逃しようがないね、
この建物は。
HPを事前に見て
どうやら 「シュヴァル宮」をイメージしているらしいという予備知識があったからいいけど……
これはすごい。
攻めまくりでしょう。
入口からして これ↓↓
あと、こんなメッセージ。
「他のお客様に迷惑のかかるお子様お断り 竹やぶ」
そんなこんなで圧倒されまして、
入口の引き戸を開けると
おっかない、頑固おやじ・もしくは・頑固ばばあが登場あそばされるのであろう、
と勝手におもいこんでいたのですが……
めちゃくちゃかわいい今風の女の子が
「いらっしゃいませ~」
と愛想良くご登場あそばす、という……
(若い女の子店員さんが多かったです。いずれもはなはだ礼儀正しいかんじ)
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えー以下、
個室にて(別に料金とられます)
「ちょっとおまかせ」コースのご紹介。
個室はこんな↓↓
公園を見下ろしています。
右手 はるか彼方に手賀沼がみえますが、写真には写ってません。
個室のディテール。
すみずみまでデザインしてやろうという執念。
ちなみに、
個室ではない席だとこんな↓↓
……眺めはよくないが、おいおいかっこいいぞ。
お品書……
おもわず写真を撮ってしまうよね。
なんだ、この店は。
テーブルのザラザラ感。
圧倒的なテクスチャーにもご注目。
ウーロン茶を頼みました。
おいおい、なんだこのコースターは。
それとピッチャーね。
お味は普通かな。
まあ、あの、アルテリーベの凍頂烏龍茶を超えるモノにまだ出会ってません。
以下、ちょっとおまかせコースの登場。
ちなみに、予約の時間より1時間はやく着いちゃったのですが、
まったくイヤな顔もされず
すみませんが、ちょっとお待ちいただきますけど、という感じでした。
もとい、
しょっぱなはそばがきです。
湯気がでてました。
玉子焼き。
ああ……ふわふわ……
醬油さしがあまりにかわいかったので、
それだけアップで撮るが、
あまりうまく撮れない。
うさぎ&お月様
そば寿司というのをはじめていただいた。
たまらなくうまかった。
あとお皿の上方 黒い物体はニシン。
甘くておいしい。
どうもぐるなびとかみると「ニシンそば」が有名らしい。
天ぷら。塩でいただきます。
ひとつひとつ、若い女の子店員さん
「これは〇〇で」とまじめに説明していた。
どれもよかったが
とくに京にんじんが 甘くおいしかった。
にんじんのとなりはフキノトウです。
もずく酢。
今気づいたが
木の器、凝ってるな、こりゃ。
で、ようやく真打 登場。
まずは田舎そば。
田舎そばというと むやみやたら太くてうんざりするのがあったりするが
そんなことはないです。
せいろそば。
歯ごたえのあるおそばを
辛めのおつゆでいただくというスタイルです。
もう……
見た目がすばらしいので そばだけアップで撮る。
緑がかった、なんというのか、翡翠色みたいな……
口に入れるとシャクシャクした触感です。はい。
ええと
デザートはなんですか? なんていうんですか?
抹茶とあんこ味のあまいやつです。はい。
器の
「春慶」&「根来」の組み合わせに僕は気をとられまして――
お姉さんがなんか言っていたのを聞き逃しました。
器がとにかくいいな。
以上。ちょっとおまかせコース 終了。
すばらしいランチでした。
食後、お店の敷地を散策。
「うわージブリみたい」
……というのが一番手軽な感想でしょうが、
ひねくれたトマス・ピンコは
仏蘭西の郵便配達人
シュヴァルさん同様のやばい・病的な想像力を感じてしょうがない。
ディテールにとにかく凝りまくる
という精神。
全体は、まあ、どうでもよい。というスキゾ的な精神。
んー飽きませんね。
ただ好き嫌いはあるでしょうね。この店。
浅草の並木藪みたいな王道な店からすると
あきらかに「凝りすぎ」でしょう。
身近な人間……
僕の両親の「竹やぶ」評価は低くて
「なにあのヘンテコな建物……」
「そばが固い……」(歯が弱いだけだ)
という感じ。
まあ、それもわからなくはない。
こんなタヌキどこで見つけたのかね??
なんともいえん表情です。
ぜったいまた行きますね。僕は。