修理に出していた時計が戻ってきました。
↓時計のまわりの、「犯罪現場の証拠品」みたいなやつは、
交換済みの古いパーツ。
オーバーホール代、23100円。
その他、パーツ代(文字盤やらケースやら)も20000円くらい。
トータルで4万円ちょっとかかりました………
痛い。
が、愛着があるものなんで仕方ない。
ハミルトンってのは、スウォッチグループのビギナー向け、
どっちかというと低価格帯のブランド。
んで、この値段かかっちゃうのだから、
機械式時計ってのが如何にカネ喰い虫かということがよくわかる。
僕の机の引き出しにはあと、
爺さんの形見のオメガやIWCなんかがあるんだが……
(動かないんでただのガラクタ。金・プラチナじゃないので潰しもきかない)
どっちも値段を訊くのがおそろしくてオーバーホールに出せないでいる。
っていうか一生OHしないかもしれん。
どこかで一発当てないと、な。
(そんなこと考えてるから出世しないのです)
↑ん、さて、
これが、ハミルトンたんを預けていた
銀座七丁目、ニコラス・G・ハイエックセンター。坂茂設計。
いやはや…
16-35mmニッコール。
(時計の話はおわり)
夜のスナップも楽々こなします。
いや…ほんと…いいレンズだな。これ。
すっかりお気に入りです。
今まで開放F値「1.4」だの「2.8」だの
明るいレンズしか使ってこなかったんで
開放F値「4」っていうのにずっとひっかかって
買うのをさんざん迷ったんだが、
VR機能…手ブレ補正機能ってのがこれほど役に立つとは思わなんだ。
まあ、意地悪な見方をすれば、
もともとの性能が悪いので、ハイテクでごまかしてる…
ということになるのかもしれんが。
あとピント合わせのストレスがほんと少ない。
今まで古い…フィルムカメラ時代の設計のレンズを使っていたから、
(50㎜標準レンズとか、80-200㎜望遠ズームとか)
ほんと新設計のレンズのすさまじさを知る。
音もなく、スッとピントが合います。
今まで何をやってたんだろう? って感じ。
(それって普通ですけど、とか言われると返す言葉もない、ですが
――まあ、当たり前なんでしょうね)
えー、夜の銀座をあとに……
(どうでもいいが「夜の銀座」ってコトバは淫靡だねえ)
上野、アメ横に。
こっちのほうが落ち着くよ、やっぱ。
16-35㎜ニッコールも喜んでる気がする。
被写体多くて。
夜の銀座の…異様なまでの美人率の高さに比べ、
ま。道をゆくのはフツーの女の子。
フツーの男子。
街頭の巨大モニターが映し出すのも、当たり障りのない占い。
銀座は、なんかオシャレなバンドのオシャレなニューシングルがどうたらこうたら、だった気がする。
第一このニオイね。
きっつい香辛料のにおい。生魚のにおい。
銀座はなんか香水のにおいがする。
音も違うね。
銀座、フェラーリ走ってたぜ。ブロロロロって。
上野は、オッサンのだみ声。
ゲーセンのピコピコ騒音。
「夜のアメ横」
んー…淫靡さ、ゼロ。
しかしこのチープな光の洪水、たまらんですよ。
「看板」「看板」「看板」…
「モノ」「モノ」…
「ヒト」「ヒト」…
上野にゃ、人々の「生活」がありますな。
銀座には、「ウソ」と「虚勢」が転がってますな。
いや…しかし…
楽しいな、このレンズ。
相当いろんなことができそうです。
今後しばらく画像ばかり載せるブログになりそうです。
あ。そうそう画像は全部、撮って出し、です。