えー、以下書くことは、なんかクレームじみているのだが、
別に僕は怒っているわけではないのだ。
ただ……
なんか疑問なので書きます。
はじめにその「疑問」っちゅうものを書いておくと、
「ヨドバシカメラのアキバ店になんかメーカーの服を着た店員(?)さんがたくさんいるが、あれは一体何者なんじゃ?」
ということであります。
答えご存知の方、教えてください。
秋葉原のヨドバシカメラにスピードライト(いわゆるフラッシュ)
を買いに行ったのである。
ただ、はじめて使うものなので、カメラに付けた時の感触、重量、操作感がわからない。
買ってみてから、「やっぱし重い」とか「使いづらい」とかいうのはイヤなので
試しに自分のカメラにくっつけて、それで気に入ったら買おう、と
そういう流れになった。
だが、消費税増税直前ということもあろう、平日午後というのにブラブラしている店員さんがいなかった。
なんで、店員さんがだれか空くまで、(←日本語として正しいのだろうか?)
カメラ売場をブラブラしていた、とおもっていただきたい。
んで、僕がニコンマウント用カールツァイスレンズ(そういうのがあるのだ)
を実際に僕のカメラにくっつけて遊んでいたところ、
「いらっしゃいませ」
とかいって近くを通りかかったオッサンがいたので、
これ幸いと話しかけてみた。
「このレンズ(ツァイスね)マニュアルでピント合わせするんですか?」
「そうですね。マニュアルです」
「へー…あ、ちょっとね、ニコンのスピードライトみせていただきたいんですが」
「はい」
「実際に僕のカメラにつけてもいいですか?」
「大丈夫ですよ」
…という話の流れで目的を達成した、とおもったんだが、
…なんかこのオッサン、妙に無愛想で態度がデカく、あとトロい。
なんかフワフワと、社交ダンスでもしてるかのように、歩きやがる。
要するにやる気がない。
まー色々時間がかかって、カギをもってきて、
オッサンやっとのことで僕のみたいニコン純正スピードライトSB700を取りだした、とおもいたまえ。
ここで他人のことをあんまり気にしないトマス・ピンコさんは
ようやくのことでこのやる気なしオッサンの胸に輝いているマークに気づいたのであった。
SIGMA……
そう、レンズメーカー(あ。カメラも作ってるか)のシグマなんである。
なんかやる気ないオッサン、とおもったら
シグマの人にニコン様のスピードライトのこと聞いてしまったのであった。
あ。まずいな、とおもったが、「シグマの人なんすか?」とか
いきなり聞くのもなんだし…とそのまんまなにも言わず、
差し出されたSB700をカメラにくっつけて、ちょっといじって、
で、「あ。これください」といって購入に至った。のであった。
んー…なんなんだろう、あのオッサンは?
シグマから出向してきている人なのか?
僕はやってはいけないことをしてしまったのか?
それであんなにやる気がなかったのか?
だが、僕がニコンの一眼レフを肩からぶらさげているもので…
「あ。コイツ生意気にレンズはニコン純正、ナノクリ、ED、VR、かよ!」
「シグマとか見下してんだろーな」
「にしても将来コイツが我がシグマの製品を買わないという保証はない」
「ここで我がシグマのブランドイメージを悪くするというのは結果損だ」
という判断から仕方なく僕の相手をしていたのだろうか。
だが…だが…
そもそもなんでカールツァイスレンズみている僕に
「いらっしゃいませ」
とか言ったんだ?
ツァイスはどうも「株式会社コシナ」ってところで作っているらしく
たぶんシグマとは関係がない。(それともなんか提携してるのか?)
あと、あんなにやる気がないのだったら、なぜ
「あ。私はシグマの人間ですので、ニコンのスピードライトはちょっと…」
とかいわなかったのか?
やはり↑上記の判断が優先したのか?
んーなんだがよくわからない。
繰り返しになるがプンプンしているわけじゃないのだ。
ヨドバシのカメラ売り場で、メーカーの服着ている人たちは
あれはやっぱりメーカーから出向して来ている人たちなんだよね?
まーなにはともあれ、さっそくSB700で遊んだ。
これだと被写体に直接光をあてるんじゃなくって、
天井とか壁とかに光をあてる「バウンスフラッシュ」という裏ワザが使えるんである。
今までネコ撮影においては、
直接バシャバシャ光を浴びせるのはなんかイヤだったので
フラッシュ使わないでいたんだが、
この「バウンス撮影」だと、光を浴びるのは
天井や壁なので安心である。
以上、作例。
曇天の日の午後だったんですが、
きれいに撮れました。
ふんわりやわらかな雰囲気がバウンスならではなんじゃあるまいか。