犬山市の明治村まで 帝国ホテルを見に行きました。
日本に現存するフランク・ロイド・ライト作品は
・帝国ホテル(東京・日比谷→犬山市)
・自由学園(東京・池袋)
・山邑邸(芦屋)
この3作品。
個人的には、これで3作品全部見ることができたので、めでたい限りです。
えー以下、
あとあと参考になるかもしれんので
明治村までの所要時間と運賃も書いていきます。
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4:00 起床。
5:00 自宅より出発。
ゆり坊が見送ってくれました。
駅までは徒歩(0円)
常磐線のぼり始発電車に乗ります。
5:34(牛久駅)→6:27(上野駅)
運賃972円+グリーン券980円
東京駅から東海道新幹線。
のぞみ9号
7:10(東京駅)→8:49(名古屋)
指定席の運賃は総額で11090円
名古屋駅、「名鉄バスセンター」なるところで
明治村行きの高速バスに乗ります。
バスは
9:40(名鉄バスセンター)→10:57(明治村)
運賃960円
……ということですが、じっさい明治村に着いたのは11:10頃でした。
なので、
トータルの所要時間は6時間10分(自宅より)
トータルの運賃は、14162円(上野→東京を160円とすると)
――でした。
名古屋から明治村の高速バスですが、
ふつうのバスのように降りる時に料金を払う仕組みですので、
あらかじめ電子マネーをチャージしておいた方がよいです。
じぶんはSuicaを使いました。
↓↓ちなみに……巨大なマネキンのようなものは
「ナナちゃん人形」といって名古屋駅名物である由。
たどり着いた明治村は――
山あり谷あり、けっこうハードな地形でした。
自分は勝手に、
小金井の「江戸東京たてもの園」あれに似たものを想像しておったのですが……
まったく違いました。
山登りです。登山です。
入口から、わき目もふらず帝国ホテルをめざします。
ものすごく景色がいいところなのですが、
無視して、帝国ホテルをめざします。
よりによって一番奥に鎮座しておられます。
↓↓たまたま人が写っていませんが、
僕がたどり着いたころは、小中高校生の団体がうようよいて
かなりわずらわしかった……失礼、けっこうにぎわっていました。
1916-20
FRANK LLOYD WRIGHT
The Imperial Hotel
Tokyo,Japan
初印象は……
「あ、呆れた……」「ま、まさか……」
という感じでした。
書物のなかだけの存在かとおもっていたのですが
なかばフィクションの存在かとおもっていたのですが
実際に存在していました。
中に入る勇気が出ないので……
(大げさでなく。建築好きな人ならこの感覚わかるはず)
しばらくまわりをうろうろしました。
建物の西側にまわりこみます。
以下、
・婦人用ラウンジ
・西ギャラリー
の外観です。
西側立面の全体。
で、建物の裏側にまわりこむと……
「――…………」
そうです。
けっきょく「レプリカ」だ。
というのがバレる瞬間。
明治村にあるのは帝国ホテルの「玄関」だけなのです。
婦人用ラウンジの正面。
カップルがみているオレンジ色の看板は
「帝国ホテル支配人の華麗なる推理」
とかいうイベントの説明。
取り壊される前は……
この池を、玄関、東西の客室棟で「コ」の字形に囲んでいました。
なので……日比谷に存在していた頃は
↓↓ 左側の林の部分は客室棟だったわけです。
写真撮りまくりましたので……
しばらく帝国ホテルの記事が続きます。