その2です。
前回いろいろとダメな点を書きましたが――
ようは邪魔物が写らないポイント、角度を見つければよいのです。
こんな風に↑↑
橋でゴミを隠す……
土日祝日はどの程度混むのか、よくわかりませんが――
平日午前はこんな感じ。
来客も少なめで、日光の入り込む角度もいい感じです。
おすすめです。
塩原温泉ビジターセンターで
「塩原の自然」なる書物を買い求めたのですが、
その中で小太郎ヶ淵のことが要領よくまとめられているので、引用させていただきます。
■塩の湯から八方ヶ原へと向かう途中にある。箒川の支流の甘湯沢が、緑色凝灰岩の柔らかい部分を削り込んでできた淵。
■淵の上流側では、滑らかな凝灰岩の上を滑るように水が流れていて、小太郎ヶ淵付近で、一気に岩盤を削り込むようにその流れの勢いを増し、深い淵を作っている。
(那須野が原博物館「塩原の自然」41ページより)
へえ、これは緑色凝灰岩というものですか……
どうりで緑色にみえます。
■浸食や水量の変化により、淵の規模は以前よりやや縮小している。
(同書41ページより)
「以前」というのがよくわからんのですが、
かつてはもっと壮大な眺めだったのかもしれない……
シャッタースピード 1/10秒(たしか) で撮ってみます。
三脚なし。しゃがみこんで、カメラを両腕でがっちり固定して――↓↓
手ぶれ補正機能のせいか、うまく撮れたように思います。
水の流れ、みているとホント飽きません。
表現が難しいのですが……
つるつるした岩の表面をキレイな水が滑り落ちていく……その様子。
人工でわざわざ作ったんじゃないか?
というくらい、不思議な光景です。
ふつう、渓流だと 底に 岩やら石やら砂やらがゴロゴロしているわけですが、
そういうのがないわけです。
ここは一枚岩の岩盤の上を水が滑り落ちていくので……
なんとも異様な感覚……
地質学のことはよくわからんのですが、
これもまた
スッカン沢や、おしらじの滝同様、高原山という火山が作り出した造型なんでしょうか??
(違っていたらすみません)
■緑色凝灰岩は、表面が酸化されてややオレンジっぽくなっていたり、灰色がかっていたりするが、割って中を見るときれいな青緑色をしている。
■小太郎ヶ淵周辺も川の水による浸食で岩の表面が常に削られ続けているので、川底や岩盤は鮮やかな緑色に見える。
(同書41ページより)
そうそう木でゴミを隠すというテクニックもあります。
――というか、ゴミを無くして欲しいが……
んー
偉そうにいえる立場ではないが……
帰り道。
歩いてビジターセンターに戻ります。
ああ、そうそう……
■県道分岐からの道は、未舗装でやや荒れている。車体を擦らぬよう慎重に運転するか、分岐から5分ほど歩くとよい。
(同書41ページより)
と親切に書いてあります。
県道沿いの光景。
紅葉真っ盛りでした。
帰りは楽ちん。
小太郎ヶ淵→県道は登りですが、県道はゆるやかな下り坂。
舗装されてるし。
あっという間に着きます。
↓↓奥に見えるのは 塩原温泉病院。
いいところにあるな~
もし入院するならここだなぁ…… とか、考えました。(いや、別になんの病気もないのですが)
ビジターセンター。
さっき引用した「塩原の自然」を購入しました。
ビジターセンターの紅葉です。
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11月22日。
トトやんの一周忌でした。
はやいものです。
天国からゆり、くろを見守ってくれているとおもいます。