あくまで偉いトマス・ピンコ先生は
可愛いゆりのためにベッドを購入。
さっそく作り付けの本棚の一番下の段に設置したことでありました。
あ。水色のぬいぐるみは
ダンボちゃんです。
…ん、
…………―
――――だが、
「じつはオレ
さいきんフロに、はまっているのだ」
…じゃないよ。
ちょっとはベッドをみてくださいよ。
せっかく買ってきたんだからさ。
「ん…」
「…やだ」
あ~、そう。勝手にしてください。
カリカリカリカリ…
ガリガリガリガリ…
ま、いいか。
ここでカリカリやってる分には、
壁紙はがすこともないし、ね。