忍者レフに続き、
またヘンな撮影用小道具を購入。
「ワイヤー式一脚」とでもいおうか。
Cameron Products という会社の SteadePod (ステディポッド)というものです。↓↓
日本総代理店はベルボンさんです。
ベルボンのカタログでちらっとみてから、なーんか気になっていたのだが、
ポイントがまあまあ貯まっていたもので、
ヨドバシドットコムでポイント購入してしまった。
Made in USA です。
↑↑
こんなものです。
となりになにかモノを置いて撮るべきだったですね。
だいたいPCのマウスぐらいの大きさです。
上側のネジをカメラの三脚ネジ穴につけるのさ。
ちゅるちゅるとワイヤーが伸びてくるのさ。
器用な人だったら、自作できるレベルのモノだろうとはおもいます。
説明。
素晴らしい写真・映像のために「ステディポッド」をお使い下さい。
カメラに取り付けてワイヤーを伸ばし、先端を足で踏んで長さ調節・固定するだけでカメラが安定します。
暗い場所や長時間露光するシーン、長いズームレンズを駆使する場合などにお使いください。
小さく軽いので、三脚や一脚を持っていけない時に大変便利です。
また足で踏まずに、ベルトなどに先端を引っ掛けてワイヤーを伸ばすことも可能です。
混雑している場所での撮影もお任せ!
どこへでもご持参下さい。
アメリカ合衆国というのは
なにかとんでもないことを考えるヤツがいるな。という感じ。
三脚にしろ、一脚にしろ、
あるいはなにかモノの上にカメラを置くにしろ……
なにかしらプラットフォームを用意して その上にカメラを置く、というのは誰でも考え付くことだが……
引っ張って固定しよう
などと思いついたヤツはすごい。
夜。東京駅の周辺で使ってみました。
以下 レンズはツァイス・ディスタゴン25㎜使ってます。
みんなISO:3200
コシナ・ツァイス。ブレ防止機能みたいなハイテクは装備されていません。
まずは絞り f/2.5でやってみる。
↑↑
絞り値:f/2.5
シャッタースピード:1/100秒
まあ、こんな。
というか、1/100秒だったら こんな小道具必要ないか。
↑↑
絞り値:f/2.5
シャッタースピード:1/60秒
ステディポッド。
すんなり使えました。
なかなか良いかも。
アマゾンやヨドバシの レビューを見ると、
「使い方が難しい」
「感覚をつかむのに時間がかかる」等々のコメントがあったのですが、
そういうこと言うのは、
たぶん――普段一脚を使っている人なのかな?? という印象。
あるいはものすごく要領が悪い人か?
↑↑
絞り値:f/2.5
シャッタースピード:1/80秒
おおまかに使用法を書くと、
①ワイヤーを伸ばし、ワイヤーの端を足で踏む。
②カメラを目線の高さにして、ワイヤーを固定。
③カメラを少し持ち上げるようにして(カメラの固定のため)シャッターを切る。
という感じ。
おつぎ。冒険して(?) 絞り f/5.6でやってみる。
↑↑
絞り値:f/5.6
シャッタースピード:1/30秒
1/30秒でも いけるな。
↑↑
絞り値:f/5.6
シャッタースピード:1/30秒
うーん、いいです。
というか、今度は三脚持ってこのあたり来ようとおもいました。
そういや、↑↑ 東京中央郵便局の屋上 入れますよというのをどこかで読んだのを思い出したので
行ってみることに――
正式名称は……タイトルにも書いたが、
KITTE 屋上庭園ということになりそうです。6階だったかな。
行ってみると、
三脚・一脚使用禁止 と書いてあるので
ステディポッド持ってきた甲斐がある。
ただし……
ちょうど 「カメラを置いてください」といわんばかりの
いい高さの柵がありまして――
その上にカメラを置いて、撮ることができました。
なので、ステディポッドはなくてもよかった……
よい眺め。
なんかおもちゃの街をのぞいてるみたいな感じ。
ただ――
ただ――
……帰る間際に気づいたのだが、
「柵から身を乗り出したりするのは危ないからやめてくれ」
とかいうような注意書きがあったので
あるいは柵の上にカメラを置いて、で、撮影。というのも
警備員さんがいたりしたら、なにか言われるかもしれんです。
そのあたりは僕は責任持てないですわ。はい。
あ。
これは柵じゃなくて
ステディポッド使ってます。
↑↑
絞り値:f/2.8
シャッタースピード:1/60秒
手前に見えているのが、その「柵」ですわ。
小柄な女性だと、柵の上にカメラとかムリそうな気がします。
木曜の夜8時くらいです。
もっと早い時間だと うじゃうじゃ人がいるかもしれませんね。
あと金曜とかね。
電車みえます。
当然ながら。
これは飽きませんわ。
新幹線とかよくみえること。
以下2枚 またステディポッド使ってますな。
ステディポッドの問題点も書いておこう。
①バカ力で引っ張ると当然ストッパーがはずれる。
②ふだん撮影で使わない筋肉が疲れる。
といったところです。
②ですが、上腕二頭筋とかあのあたりです。
辰野金吾先生の東京駅ですが――
単体ではもっさりしていて好きになれないデザインですが、
まわりのビルとの組み合わせでは――
……街全体の景観としては、けっこうおもしろいですね。
あと、今はピカピカで安っぽい感じですが、
5年10年経つといい感じに仕上がって来るかもしれませんね。
最後の一枚。
絞り値:f/4.5
シャッタースピード:1/15秒
1/15秒でもいける、というなら、ステディポッド アリなのではないでしょうか??