えー、以下、高級そうな料理の画像が並びますが……(じっさいたまらなく美味でした)
この翌日のわたくしの昼食は
セブンイレブンのお弁当だった、などという悲しい事実は口が裂けても言えないわ……
もとい、
12月某日。
妙に暑かった日の午後。
せっかく泊りで横浜に遊びに来たので――……
ランチはGさんに教えていただいた
アルテリーベ・横浜本店へ。
そこで
はじめに登場した 1100円の凍頂烏龍茶に感激してしまう、という……
こんなワイングラスみたいのに ちょこっと入っているんですわ。
で、たまらなくフルーティなのですわ。
よく日本酒の味の描写で「フルーティ」とか目にしますが、
烏龍茶でフルーティなのですわ。
まあ、中華街に行けば こんなのいくらでも飲める、とおっしゃる方もいるかもしれんが。
一番安いランチのコースですが、
「雪の結晶」
と名前がついていました。
11月終りに予約したときは 「秋のなんとか」という名前だったので
季節によって名前と内容が変わるのでしょう。
以下、田舎者はめったにこんなものはいただけないので
律儀に記録しておきます。
まずは
「初めのひとさら」
えーと、生ハム、いちじく、下の方になにか甘いゼリーが入っていた、とおもう。
一口で一気にいけるサイズ。
生ハムのしょっぱさといちじく、ゼリーの甘さが口の中で溶け合って――
もうたまらん、というやつでした。
パンがたまらなくかわいい。
ああ、そうそう アルテリーベなのだから 演奏のこともちょっとは書かんと。
ピアノ演奏付きでした。
HPによると ピアニストはレオニド・シャポヴァロヴさんという人のようです。
白髪の、笑顔が品の良いおじさん。
曲目は……ええ、わかりません。
いろんな曲のメドレーなのでしょう。
わかったのは プッチーニ、蝶々夫人のアリア
「マイウェイ」「ゴッドファーザーのテーマ」……ぐらいか。
(まあ、この曲目をみれば トマスの音楽知識がおわかりいただけるでしょう)
ピアノの真ん前の一番いい席(?)だったのですが
席に着いたと同時に
「会話を楽しみたいのなら、演奏家から離れた席がいいですよ」
というGさんの御親切なおことばをおもいだす、という……
しかし、まったく会話できん、というようなレベルではないです。
一品だけ軽い料理を頼んで
ピアノ演奏に聞き入っている、という優雅な老婦人がいたりして――
さすが横浜、などとおもいました。
えーおつぎ。
「鱈のポシェ、九条葱のサバイヨンと花びら茸とともに」
花びら茸?
よくわからないがおいしいキノコでした。
色合いとか、おもいっきり空白をあけちゃうとか、視覚的にたまりません↓↓
内装の様子。
クリスマスツリー……ですが、
外はめちゃくちゃ暑く、暑がりのわたしはTシャツ一枚。
これもTシャツ一枚の姿で撮っております。
ランプシェードの形がたまらんですね。
「ラムの香る栗のヴルーテ」
ヴルーテがなんなのか、さっぱりわからんのですが、
大ざっぱにいえば「西洋風おしるこ」みたいなものだとわたくしは解釈しました。
あ。餅とかはいってないですが。
あと、この器、欲しいっす。
メインがきました。
いろいろ選べるんですが、
選んだのは、
「鴨フィレ肉のロースト、季節野菜とフルーツを添えて」
一番奥の方に写ってます、
ピーターラビットが食べそうなニンジンがたまらなくかわいかったのですが、
ボケてますね。
ニンジンだけ撮っておけばよかった。
デザートも選べますが、
選んだのは無難に
「本日のデザート」というので、
手前側のピンク色の物体は ラズベリーのシャーベットだったとおもいます。
あ。そうそう、
奥にぼんやり写り込んでいる「水」がたまらなくおいしかった。
生涯でこんなにおいしい水を飲んだのははじめてかもしれませぬ。
ウェイターさんが 厚手のガラス製の四角柱型のボトルに入れて持ってくるのですが、
もう、そのもったいぶった(失礼)登場の仕方からしておいしそうなのです。
以上。アルテリーベのランチのコース(一番安いやつ)のご紹介でした。
あと、コーヒーか紅茶、ハーブティーの登場。となるのですが、
それは撮っておらず。
しかし、一番食いついたのは
・凍頂烏龍茶
・たまらなく美味なミネラルウォーター
・ピーターラビットの食べそうなニンジン
というのだから 味覚をもうちょっと鍛えた方がよいのかもしれません。
とにかく素晴らしいランチでした。
ディナーはどれだけすごいのだろう……
教えていただいた
Gさん、本当にありがとうございました!
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ランチの後、
氷川丸の脇から出てる
マリーン・ルージュなるフネで90分のクルージング。
――という、おのぼりさん丸出しの定番コース。
船上からみた氷川丸。
写真の整理がぜんぜんできていません。
終ったら載せていこうとおもいます。
ただ、ぱっと見、ブレた写真だらけだなあ――……