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1/24ナイト2000を作ってみることにした。その3

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さて、


「さぁ、エアブラシを使ってかっこいいカーモデルを作成しよう」

とかっこいい決意をかためたかっこいいトマス・ピンコのもとに、

例の茶トラの怪物が襲いかかった!!……


………


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…と、いうのが前回までのあらすじ。


□□□□□□□□


くんくん……

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ふむふむ…

これは面妖な…


監視の必要あり…だぜ。


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などと、おもったかどうか知りませんが、


デェーーン!!……

と、例の茶トラの怪物が、机の上に居座ってしまわれましたので、

その日の作業は延期となりました。


□□□□□□□□


さて、その翌日。

ゆりがいない隙に

ナイト2000の内装を塗装します。


か、快感……

です。

エアブラシ…まさしく「空気筆」です。

気持ちよく濡れていきます。


じゃなかった、塗れていきます。


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ボディは

「Mr.カラーGX ウィノーブラック」

という、ちょっと高いやつで塗っていきます。


なかなか良いようです。

テラテラ黒光りしちゃってます。


この黒光り度合、

横に転がっているモンブランのシャープペンともいい勝負です(?)


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…ん、ですが、


このなかなかよく出来た上に、さらに光沢をだすため

「Mr.カラーGX スーパークリアーⅢ」

をのせたところ…


あれ?…

あれあれ??…


なんかザラザラになっちゃった……

↓↓(わかります?)

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「なんだよ、クリアーなんか塗るんじゃなかった」

と、かなり後悔したんですが、


色々と解説書の類をながめたところ、

これは必然の現象であるらしいです。

なんでもエアブラシで塗装を重ねれば重ねるほど

塗装面は梨地(ザラザラ)になっていく。

なので、そのザラザラをヤスリやらコンパウンドやらで

滑らかにして、その上でさらに塗装を重ねる…


カーモデル作成というのは、つまり

「塗装」→「磨き」→「塗装」→「磨き」

この延々繰り返しであるらしいのです。


なので、

磨きます。あくまで磨きます。

↑の画像に、のっけた上原ひろみたんの新譜

「MOVE

を聴きながらガシガシ磨きます。

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↑磨いているところ。

消しゴムにタミヤのフィニシングペーパー(紙やすり)を巻いて使います。

ザラザラが消えたところで、コンパウンド(歯磨き粉みたいの)

をつけてゴシゴシします。


上原ひろみたんの新譜はトータルで70分かそこらあるんですが、

何度かリピートしました。

音楽に関しては批評能力がゼロなんですが、買ってよかったです。

前の「VOICE」にあったベートーヴェンをジャズ風に弾く、

あれが好きだったので、

今回もアレ的なアレがあるかなぁなどと期待してたんですが

なかったです。ま、それはないものねだりというもので。


ようするになにがいいたいのかというと、

「磨き」は時間がかかる作業です。


だが、ま、なんといおうか

ぼく……

こういう地味な作業、

だいすき。

です。


ま、文章の推敲にも似た要素はありますな。

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はい。

んで、磨いたところにまた「スーパークリアーⅢ」を

たっぷり塗っていったところ。↑↑


今回はあの悲劇的なザラザラはなくなり、

いい感じの黒光りっぷりです。


だが、まだ梨地が残っているので、

これをさらに磨いていきます。


しかし…マイクロレンズ無しでプラモデルを撮るのは

絶望的に難しいですな……



……たぶん、その4につづく。


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