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DOMKE(ドンケ)F-2 ワックスウェア その2

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ドンケF2 で検索して当ブログに来る方もいらっしゃるようなので
書いておきます。

購入から約1年半。

結論からいえば、大満足。大正解。
カメラバッグに関していや、これ以外はもういいや、という感じ。

ま。僕なんぞがいうまでもなく、
万人が認めるスタンダード商品、なわけですが。



一言でいうと、「古き良きアメリカ製品」といったところです。

ジープ、
ジーンズ、
それからコルト・ガバメント(ピストル)
なんてものが思い浮かびます――

無骨だけど、頑丈で、地球上のどこでも、いつまでも使える。

そうそう。ダナーライト(ブーツ)もそうだな。

ドンケについているMADE IN U.S.A.のタグと
ダナーライトのタグがおんなじだったりする。
↓↓

ま。ドンケとダナーがグルだ、とかではなく、
工業組合かなんかで決められたものなんでしょうが。



とにかく、見かけから想像がつかないほど、
積載量があります。

ただ、ドンケのカタログでは
「35mm一眼レフを2台+レンズ4本+ストロボなど、基本的な機材一式を収納可能」
とありますが、
一体いつのはなしだ!?

現代の巨大化したカメラ、レンズではこれは不可能な気がする……

自分は――
・Nikon D800 (900g)――カメラ本体
・AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR(680g)――広角ズーム
・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ(1540g)――望遠ズーム
・ZEISS MAKRO-PLANAR T*2/50(510g)――標準レンズ

つまり
35mm一眼レフ 1台
レンズ3本
を入れますが、これで限界です。

ん、でもすごい量はいることには変わりありません。
それで、ビクともしません、このバッグは。
1年半酷使して、まったく故障なし。

あ。画像は↓ フィルムカメラのFM2です。









えー、ドンケF2ワックスウェア
ほめてばかりいるのも何なので、
1年半使ってわかった欠点をいろいろ書いていこうとおもいます。

欠点①肩・腕が痛くなる。

んー、というか、これは
「ドンケF2」というか、ショルダーバッグ型のカメラバッグ全部にいえる欠点なんですけどね。
上記の装備、全部の重量を足すと、3630gなんですわ。
それにドンケ本体の重量は1200gなので、
足すと、4830g
その他いろいろスマホだの、財布だのつっこみますので

ざっと……5kgの重量になるわけです。はい。
これは、一日かつぐと、肩、腕痛くなります。はい。

だったら、バックパック、リュックサック型のにすればいい。
というはなしですが、
これだと機動力がないわけ。
すぐにカメラをとりだせないわけ。
すぐにレンズ交換ができないわけ。

――で、これに関連して次の欠点が浮かび上がります。

欠点②もうひとつのバッグ選びが難しい。

で、あんまり肩・腕が痛くなるので、
もうひとつバッグを持てばいい。
という話になります。

機動性は妥協して、
1.5kgの望遠ズームは背中のバッグに入れましょう、
とかいう風にすれば、重量を分散できる。
パーフェクト。

だが、ここでドンケF2ワックスウェア最大の弱点が明らかになる。

F2のワックスコットンの個性が強すぎるので、
どのバッグを持ってきても、なんか似合わない、ということです。
(その点、バリスティックナイロンにすれば、この問題は生じないでしょう)

ナイロン系のバッグは完全に合わない、とおもいます。
F2ワックスウェアのただならぬヘヴィデューティ臭がそうさせるのでしょう。

だったら、ドンケのワックスウェア(F2以外のもの)を
もうひとつ買えばいい、ということになるのですが、
僕はバックパック型が欲しい訳です。
しかしドンケはショルダーバッグしか選択肢がない。

いろいろ探して、
とうとう出会ったのは――

L.L.ビーンのミリタリーっぽいバッグ。
コットンワックス製。
吉祥寺の本店でみつけたもの。

左、ショルダーバッグ型
右、バックパック型

これだと、F2ワックスウェアとしっくり似合う気がしました。


L.L.ビーンのバッグ。
メイドインチャイナで、
ドンケに比べると唖然とするほど華奢ですが、
(ドンケが頑丈すぎるのである)

望遠レンズ1本をつっこんでおくくらいは大丈夫そうです。

なので、今は
L.L.ビーンのバッグを背中に
ドンケのバッグを肩に
という感じに重量を分散させています。




続きまして、
欠点③油ジミができる。

誰もが心配するのは……

一日F2ワックスウェアを背負って、撮影して、
で、帰ってきて、
「や! 服に油ジミが!!」
という点だとおもいますが、

僕の経験だと、そういうことはないです。
その点、非常によくできているバッグです。

ただ……ただ、ですね。
F2ワックスウェアの上に、なにげなく洋服をわさっと放置しておく、と……
とくに深い考えもなく、脱いだものをホイッと放り投げておいたりすると……

2,3日後、確実に油ジミができます。はい。
なので使用しない時は隔離しておいた方がいいです、この子は。



あと、ワックスコットンの問題点として……

欠点④ネコの毛がつきやすい。

というのが、あります。
動物飼っていらっしゃる方、毛つきますよ、これは。

犯人はおまえだ!!
↓↓



えーで、最後の欠点。
これは――
「欠点②もうひとつのバッグ選びが難しい」

というのと関連しますが、

欠点⑤服装選びが難しい。



んーというか、
普段、化繊のテロテロした服しか着ないような人だったら、
ワックスコットンじゃなくて、バリスティックナイロンを選ぶでしょうが……

とにかく服装を選ぶカメラバッグのような気がします。

なんかREDWING9022 と一緒に撮ってますが↑↑

レッドウィングなんぞにはまってしまった理由も、
こうやって考えると、
「F2ワックスウェアにスニーカーは合わないなー」
とかいうのが出発点だったのかもしれません。

んー今の季節だと……
「F2ワックスウェアにテラテラしたダウンのコートは合わないなー」
ということになりまして、

コットンキャンバス地のジャケットを着てみたり、
バブアーのワックスコットンのジャケット欲しいな、とか
あ。アクアスキュータムのトレンチコート欲しいな、とかおもってみたりするわけです。

以上。
完璧なバッグです。
ただ、ワックスコットンの個性が強すぎるので、
問題も色々発生します。

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