6月某日。YOKOSUKA軍港めぐり
はぁー これは楽しかった。
たくさん写真を撮ってしまったので
ブログに載せます。
ひじょうにマニアックな記事になりますが・・・
大人1名1400円 小学生以下1名700円 で45分。ぐるっと横須賀軍港を一回りします。
船はこんな↑↑
平日に行ったのですが、そうとう賑わってました。
天気が良かったからか。
僕は14時の便に乗ったのですが、バス旅行の団体さんが一緒でした。
あらかじめ予約しておいたのですんなりチケットが買えましたが、
予約してないと、買えなかったかもしれない(??)
団体さんがドカッと入るかもしれんので、
たとえ平日でもいちおう予約をして行ったほうがよさそうです。
撮影ですが、
これはいろんな方が書かれてますが、
◎「2階」「右舷」に限る!
――となります。
1階だと窓越しの撮影になってしまいますし、
左舷はあんまし軍艦がみえません。
僕は幸い右舷の一番前に陣取ることができました。
使用レンズですが、この記事の最初の3枚以外は
全部 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
です。
ただ、aps-cサイズのカメラを使っている人は望遠レンズだと
オーバースペックな気がします。
(近すぎて、船の全体を写せないとおもう)
フルサイズ一眼→望遠レンズ
aps-cサイズ一眼→標準レンズ
がいいとおもわれます。
「2階」がいい!
――などと書きましたが、
逆に……撮影をしない分には1階右舷のほうがいいとおもいます。
2階だといろいろ弱点があり
・案内人さんの姿がみえない。
・汽笛がけっこううるさい。
・日差しが強い。(晴れた日は)
・冬はたぶんめちゃくちゃ寒い。
という具合です。
もとい――、船上から撮った写真を載せていきます。
まず見えてくるのは
船越地区の
海上自衛隊の護衛艦群 なんですが――
帰り道に間近でみれるので 今は紹介しません。
ちなみに一番手前のフネは DD-110 護衛艦たかなみ です。
ピシッとそろって停泊してて かっこいい。
右側に
米軍のドライドックがみえてきます。
「ブラタモリ」でやってたやつです。
アメリカ海軍横須賀基地。アメリカ合衆国です。
案内人さんが――
「万が一船から落ちた場合、泳ぐ方向は左側になっております」
「右側ですと、上陸にパスポートが必要です」
などと笑わせていました。
アメリカなのだが……
建物のわきには
伊藤園とダイドーの自販機……
補充の人はどうするのかね?
いろいろめんどくさい手続きを経て、伊藤園の人が補充したりするのかね??
あと、日本のコインですか。やっぱり??
わからないことだらけです。
↑ダイバー支援船 DS-03
なるフネ。
ずんずん進みますと……
朝〇新聞の旗……
じゃない、
旭日旗が見えてまいります。
あーなんか日本人の血が騒ぐねぇ~
いや、単にわたくしが
帝国海軍軍人の子孫なせいか……
(こういう感覚、朝〇新聞の愛読者にはわかるまいが……)
旭日旗の正体は……
潜水艦。
「蒼龍(そうりゅう)」型の潜水艦。(艦名よくわかりません)
潜水艦の部隊だけは、どうしたわけか、
アメリカ海軍の基地に司令部があるんだそうな。
↑トリミングしました。
X形の舵がかわいいのですが……
兵頭二十八先生によると このかわいい尾びれはスウェーデンの特許らしい。
というか、兵頭先生の蒼龍評価はけっこう厳しくて……
(トマス注:蒼龍型は)水中速力は「20ノット」と公表されているけれども、これは公的な嘘だろう。20ノット以上出せることは常識で判断できる。それを秘密にすることには問題ない。ただし、世間向けの表記は「N/A」(公示し得るデータ無し)、もしくは「20ノット以上(軍機)」としないと、誠実性を疑われる……という近代社会のしきたりが、いまだ日本人にはよく分からぬらしい。近代社会では、公人が公的な嘘をついたら、恥じなくてはならない。
特に浅海面に強いという、「X形舵」も、スウェーデンの特許。したがって、AIP機関(トマス注:スウェーデン製の空気を必要としない機関)を搭載しないとしても、スウェーデンへの特許料支払いがゼロになることはない。
士官9人+下士官56人で、『蒼龍』型は運航される。
(草思社「兵頭二十八の防衛白書2016」411ページより)
あと「そうりゅう」型の後期型にはリチウム電池が使われているらしいのだが
その点にも懸念を示しておられる。
宣伝者は言う。リチウム電池の容量は鉛の倍だと。(トマス注:鉛→鉛電池のこと)急速充電が可能だと。残容量が減っても電圧降下しないと。
それなら、なぜ他の先進国は、潜水艦のバッテリーをさっさとすべてリチウム電池にきりかえてしまわないのか?
リチウム電池には、不時の発火・火災・膨張の危険があり、その問題が一向に解決されていないからだ。
(同書146ページより)
いやー、マニアックなはなしばかり書いてますね~
この記事。
ここまで読んでる方、いらっしゃるんですかね~
まあいいや……
さらにトリミング。
白い制服の士官(推定)の方が 手を振っていらっしゃる。
いろいろ否定的な文章ばかり引用しちゃいました……
海上自衛隊の方、申し訳なし……
潜水艦のこの方だけでなく、このあと掃海艇の乗り組みの方も
手を振っておられて……(あとあと紹介します)
ほんと、海自の方の努力には頭がさがります。
「そうりゅう」たんの写真をいろいろ載せていきます。
まだ手を振っておられる。
右側のクリーム色の建物が司令部なのかな。
と……
突然現れた右側のお人は
艦長さんかいな??
いままで我々に手を振っておられたヒト(左側)が、
とっさに敬礼しましたぞ。
忙しい職場だな……
↑艦橋部分だけトリミングしました。
ハッチがペロッと開いてるのとかたまらんな~
わたくし、
ドイツ映画の「Uボート」って潜水艦の映画、けっこう好きなのですが、
どうみても「そうりゅう」 Uボートよりでかい。 はるかにでかい。
「そうりゅう」たんに別れを告げ……
ますが、
またえんえんドライドックが続きます。
と、突如バカでかいクレーンが。
これは案内人の方の解説によると、
大正5年にできた「5号ドック」というものらしい。
戦艦「陸奥」はここで作られたんだそうな。
そういわれると……対岸に「陸奥」の主砲が飾られているのだが、
なるほど。
誕生の地の真向かいに展示してあるわけか。
5号ドックを通り過ぎると……
アメリカ海軍の艦艇が姿を見せます。
むぅ…・・・かっこいい。
のですが、紹介は次回。
そうそう。はやめに書いておきますが、
北朝鮮のへんな髪形の独裁者のせいで、
空母ロナルド・レーガンはお出かけ中。
原子力空母の姿はみられませんでした・・・・・・