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おしらじの滝・山の駅たかはら(栃木県矢板市)

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おしらじの滝へ行きました。

栃木県矢板市……の山奥。

ものすごく山奥。

 

こんなです。

いくらなんでも青すぎだろ。という……

 

しかし

滝?――って?

どこ?

 

とおもわれたあなた、正解。

 

どうやら 雨の降った直後にだけ、まんなかの部分に滝が出現するらしいです。

 

しかし。

滝がなくてもこりゃ 楽しめます。

 

宝石のような池、です。

 

 

□□□□□□□□

おしらじの滝への道のりですが、

ほかの方が紹介されている通り

「山の駅たかはら」を経由するのが正当かとおもわれます。

 

(ちなみにイバラキ南部からのルートは

常磐道→北関東道→東北道 とひたすら高速を飛ばして

矢板で降りる。

そこから人っ子ひとりいない県道56号線というのを――ものすごいワインディングロード……

のぼりつめ、2時間半かけてようやくたどり着きました。)

 

↓↓グーグルマップでの

「山の駅たかはら」「おしらじの滝」の位置関係……

 

ですが、

 

これは「すさまじい高低差」「道なき道」といった要素が反映されていないので

まったく参考にはなりません。

(あと県道56号がすごく単調に描かれているが……

もっとこまかいカーブがたくさんあった気がする??)

 

なので、はじめての方は山の駅たかはらで

「おしらじの滝へはどう行くんですか?」

と聞き、

さらに熊除けの鈴を持っていない方は

「熊除けの鈴レンタルお願いします」

と、お願いしましょう。

熊除け鈴 装備、必須です。

 

レンタル料はたしか300円でした。

あと、

山の駅たかはらの人たち、ものすごく親切です。

ありがとうございました。

 

山の駅たかはらのオジサンの解説を

記憶に従って再現すると……

「(山の駅たかはらの入口から県道をみて)

まず右へ進みます。グーっと坂を下りて ヘアピンカーブをすぎ 坂を上ります。

上りつめたところに二つ タイヤチェーンの着脱場があります。

その二つ目の脱着場にクルマを止めてください」

 

という感じ。

よく他の人のブログなどでは「駐車場」と書かれているのですが、

山の駅たかはらのオジサンたちは

「いや、あれは正確にはチェーン着脱場だ」とこだわっています。

 

あと、「着脱場からの下り道 くれぐれも気を付けてください」

「今年、一人亡くなってますから」

「脅しているんじゃありませんよ。くれぐれも注意してください」

 

はい。

これがそのチェーン着脱場からの山道の入口。

 

アピールしようという気、ゼロ。

むしろ隠したいんじゃあるまいか。

 

山道はこんな。

 

登山靴がないとやばいです。スニーカーでは行きたくないです。

写真の地面は乾いてますが、途中グチャグチャの泥の部分もありました。

 

自分はダナーライト(ゴアテックスだぜ!)履いていったので 平気でした。

 

途中まで カメラを首からぶらさげて

まわりの風景を撮る余裕もあったのですが――

 

だんだん道がきつくなって、

「ひゃあ。剣呑。剣呑」

「これはカメラを壊すか、自分が大けがをするか、どちらかだ」

と気づき、

首からぶら下げたカメラをバックパックにしまいました。

 

で、たどりつくのが こんなご褒美。

 

 

 

ひたすらに無音です。

 

広瀬すず……

じゃなかった、

熊除け鈴の音だけがします。

 

電話、ネット つながりません。

 

なので

「おしらじの滝、なう」

とかできません。

 

あしからず。

滝から 背後を振り返ると

こんな風景↓↓

 

岩がゴロゴロで とても進めなさそうです。

 

なんといいますか、

抽象絵画をぼんやりみているような

そんな快感がありました。

 

自分は、セザンヌが好きで……

「〇〇美術館展」とかでセザンヌの絵がくると

2,30分は絵の前でぼんやりしてしまう人なので……

 

その感じに似てました。

「池」という画題はモネみたいですが……

 

モネみたいに不透明なぼってりした感じじゃなく……

この透き通ったブルーは

セザンヌっぽい、

 

とか偉そうなことを考えました。

 

しかし このブルーですが……

 

すぐ近くに これまた有名な「スッカン沢」というのがあるのですが、

これもまた 青い。

 

で、この青……

「スッカン沢を流れる水は、場所によっては青白く見えます。これは、スッカン沢が高原山のカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれている水が流れているためです」

(塩原温泉ビジターセンターのパンフレットより)

 

というので、

たぶん同じ理由じゃあるまいか、と。

 

 

色々と 色調を変えてみる……

 

が、どっちも正解のような気がする……

 

 

そうそう。

肝心の「おしらじ」ですが、

 

しらじ、というのが、すり鉢の意味だそうです。

それに「お」がついていますので

 

「すり鉢様の滝」

というようなニュアンスでしょうか。

 

すり鉢という表現ですが、

 

おしらじ→すり鉢→女陰イメージ。

 

これは誰でも思いつくところでしょう。

 

ものすごく神聖なところなんじゃあるまいか。

女神さまのいらっしゃる池……

 

もしくは女神さまの、アソコ……ははは。

 

それだけに観光地化しないことを望みたいところです……

 

って、なんか偉そうなこといってる。

 

でも人がたくさん来るようになったら あれでしょ。

バカもたくさん来ますよね。

ここで弁当食って、空き缶だのビニール袋だの捨てるバカ、

必ずいますよね。

 

ん。だからあくまで隠しておきたいのだな。

 

アピールしようという気、ゼロ。

などと書きましたが、

正解だとおもいます。

 

そうそう、あと、ここの部分が↑↑

 

人の顔みたいにみえる、というのだが、

 

(トマス・ピンコ画伯、解説↓↓)

現地ではそんな風にみえなかった。

 

写真に撮ってみてはじめて気づく、というものではないかな。

 

 

とにかくまた行きたくなっている自分がいます。

 

めちゃくちゃ遠いわけでもないしな。

 

今度は滝のある日に行きたいですが……

雨の翌日と、うまく休日にぶつかるか??

 

あと、他人様のブログをみたところ、

滝を見下ろすポイントがあったらしいのですが、

自分はまったく気づきませんでした。

 

残念。

 

今度はその地点から写真を撮りたい。

 

あと、

 

その前に……

ですね……

 

My熊除け鈴をゲットしたい。

などとおもっております。


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