スッカン沢の写真もいろいろ撮りましたので、ご報告。
前回の「おしらじの滝」との位置関係は以下のような具合。↓↓
山の駅たかはらから県道を那須塩原方面にずんずん進みます。
おしらじの滝の駐車場を通り過ぎ、
のぼったりくだったり
壮絶なヘアピンカーブの連続などを過ぎたところにあります。
しかし、僕の購入後10年くらいのカーナビにもしっかり登録されている場所ですので、
おしらじの滝よりわかりやすいとおもわれます。
塩原温泉ビジターセンターのHPから
このようなりっぱな地図がダウンロードできますので↓↓
はじめて行かれる方は これを参考にした方が良いのではないかとおもいます。
(とか、なんか先輩ぶってます)
もとい、
県道から スッカン沢への入口は、
こんな風にばっちり整備されております。
スッカン沢の横に並んではしる「雄飛の滝線歩道」を歩きます。
えんえん沢の流れの心地よい音を聞きながら歩きます。
写真ではもちろん再現できないんですが……
「体力のある方向き」とか説明されているのをどこかで読みましたが、
レベルとしては 筑波山登山ぐらいだとおもいます。
そもそも「スッカン沢」とは??――
塩原温泉ビジターセンターの地図から引用しますと……
「スッカン沢
呼び名の由来…スッカン沢を流れる水は、場所によっては青白く見えます。これは、スッカン沢が高原山のカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれている水が流れているためです。そのためこの沢の水は昔、辛くて飲めないことから「酢辛い沢」等と呼ばれていました。この呼び方がなまって、今の「スッカン沢」になったといわれています。」
しかし、はじめのころは、
正直、
「あんまし青くねえなぁ……」などと若干がっかりしておったのですが、
この、
ソ連の滝……
じゃなかった、「素連(それん)の滝」の標識のあたりから
なんか青くなってきた気がします。
こんなです。
紅葉あるいは新緑の頃はいいでしょうねぇ……
10月初旬。
なんか中途半端な時期に来てしまったような気もする。
でも、暑くなく 寒くなく、
気候は一番いいか。
この写真 奥 ↓↓
崖のところあるのが 「ソ連の滝」らしいっす。……
……
……ん?
あれ、今地図見たら、「素簾の滝」って書いてある……
「連」じゃなくて 「簾」……
地図の解説。
「素簾の滝
歩道の対岸の岩肌をいく筋にもなって流れ落ちる滝で、まるで白い糸が岩をおおいつくす簾(すだれ)の様にみえることから、「すだれ滝」とも言われています。」
でも ここらへんの雰囲気。
ソ連映画「惑星ソラリス」の――
ソラリスの海の雰囲気に似てる……
さては 標識の作者はタルコフスキーファンかもしれん……
……なわけないか。
でもソラリス風の謎めいた風景が続きます。
天国のタルコフスキーに見せてやりたいような風景。
ここ↓↓
完全にソラリスしてます。
とかいって、「惑星ソラリス」みていない方を完全無視した記述が続きます。
まさか栃木の山奥に 惑星ソラリスがあったとはねえ……
こんな風な 小さな滝があちこちにあります。
水流で削れた石の
なめらかな表面が……
女性のつるつるのお肌のようで なんとも艶めかしい……
うわ……
いよいよ青くなってきました……
その2につづく。