えー、続きです。
サンライズ号。
乗る前に心配だったことが 2点あるのですが――
①周囲の部屋の物音、喋り声等聞こえたりしないか? うるさくはないか?
②けっこう揺れないか?
答えを書くと……
というか、以下、個人的見解ですが、
①周囲の部屋の物音、喋り声等聞こえたりしないか? うるさくはないか?
→まったくといっていいほど、まわりの部屋の音、声は聞こえない。
(もちろん、シングルデラックス以外の部屋の事情は知りません)
②けっこう揺れないか?
→かなり揺れます。
ただ、その揺れがそのうちに快感になってきます。
という感じです。
揺れが快感になる、というのはうまく説明できないのですが……
ベッドに横になってしばらくは
「うー、揺れる」「とても寝られたもんじゃない」
という感じだったのですが、
そのうち電車の揺れに 体が慣れてくるわけですね。
そうなってくるとしめたもので(?) すぐ寝ちゃいます。
振動といい、定期的なガタゴト音といい……どこか胎内にいるかのような、
というと大げさでしょうか??
まあ、いいや。
0時半ごろ(おそらく)寝着いたのですが、
午前3時半ごろ いったん目が覚めまして、
で、iPhoneの地図をみますと、琵琶湖のそばを走っているというのがわかりまして、
だったら京都まで起きていよう、ということになりました。
で、ただぼんやりしているのはもったいないので
車窓にカメラをおいて撮ったのが このようなゲージュツ写真であります。
三脚は使ってません。
↑↑まあ、たぶん正体は
そこらへんの踏切&飲み屋のネオン だったりするのでしょう。
これはマンションでしょうねえ。↑↑
↑↑どこかの駅。
で、京都までがんばったのですが、
午前4時過ぎの京都は真っ暗でおもしろくもなんともなく、すぐまた寝ました。
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時間は前後するのですが、
東京駅で検札後 車内の探検に行きましたので、その写真をば。
11号車の洗面所です。↓↓
……が、「その1」で書きましたように、
シングルデラックスには洗面台がついてますので利用することはありませんでした。
出発時はこんなですが、朝 トイレに行った時にみたら、
ひっきりなしに利用する人がいるようでした。
おつぎ。
11号車のトイレ↓↓
仕組みがよくわからんのですが……
真空バキュームとでもいえばいいのか、
洗浄のスイッチを押すと、
ものすごい音で
「バスッ‼」
とか音がしまして、モノが吸い込まれていく仕組みです。
はじめて使うときはけっこうビビります。
10号車の自販機↓↓
コーラを買いました。
ご覧のように種類は少ないです。
10号車のラウンジ↓↓
若いお父さん&息子君 がサンライズを見物してます。
なんともうらやましそうにしておられるので
トマス・ピンコは優越感にひたったりしたのでありました。
↓↓たぶん、10号車の廊下部分だとおもいます。
↓↓これが B寝台ソロ。
シングルデラックス→動くビジネスホテル だとすると、
B寝台ソロ→動くカプセルホテル でしょうか?
↓↓ 1998グッドデザイン金賞
……って、サンライズ号。20周年ですか!?
↓↓
たぶん、ですが、10号車のトイレだとおもいます。
東京駅停車中、サンライズの乗客じゃないおっさんが、
ちゃっかりトイレだけ利用して
ホームへまた帰って行ったのを目にしました。
そのほか、
B寝台シングルとか ノビノビ座席とか いろいろ見学しようとおもっていたのですが、
たいめいけんのお弁当を食べたら やけに眠くなったので やめにしました。
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え、さて、
京都駅を過ぎて、また寝て、
で、朝。
岡山駅に近づくころ 車内放送で起きました。
というのは 9月26日東京駅発のサンライズ、1時間ばかり遅れてまして、
で、岡山駅での乗り換えの案内
「お急ぎの方は新幹線〇〇に……」
「お急ぎの方は特急〇〇に……」
をえんえんやっているので、とても寝られたものじゃない。
で、はじめは見る気はなかった 「サンライズ出雲とサンライズ瀬戸の切り離し」
を、みようか、などとおもいはじめたのですが、
気づくと、また寝てまして……
(よく寝る人だ)
目覚めると、午前9時半。
「えび」
とかいう見知らぬ駅に停車している↓↓
え、海老??
今調べたら、
伯備線の江尾駅 ということでした。
起きたら、快晴。
昨晩の雨が嘘のような青空。
で、ここで問題発生。
室温がぐんぐん上がり
暑い……
窓のそばで風景を眺めるとか、とてもできたもんじゃない……
なんかきれいに撮れてますが↓↓
空調の吹き出し口のそばで、弱弱しい冷風のそばで
「暑い暑い」うなっております。
汗を流すため、あと髭を剃るため、
シャワールームへ。
米子で降りる支度をしている人の脇を通り過ぎてシャワールームへ行くのはなんか変な感じですが……
シャワーから出てくると、こんなたまらん風景↓↓
宍道湖。
Gitzoシステマティック三脚&Loweproフリップサイド500AWⅡ(バッグ)
それと車窓風景↓↓
これにプラスして、写ってませんが、Domke F-2(バッグ) 持って行っています……
完全装備。
はい、容赦なく重いです……
ハスキー雲台&車窓風景↓↓
そろそろ出雲市駅です。
11時ごろ。
みごとに1時間遅れで 出雲市駅着。
女の子二人のカップルが、
「じゃあね、サンライズ出雲」
「また会おうね」
などとサンライズ号に向って 別れを惜しんでいました。
この2日後。
羽田空港で エアバスA321にむかって
似たような感じで別れを惜しむ
若いお母さん&子供
を見たのですが……
なんなのでしょうね。
この乗り物……巨大な機械を
一種擬人化する心理というのは??
いや、僕にはわからん、とかいってるわけじゃなくて、
僕にも濃厚にあるわけですよ。
サンライズ号に別れを告げて、
一畑電車の電鉄出雲市駅へ向かいます。