5月中旬の箱根旅行
2泊目は がらりと雰囲気の違う 芦之湯・松坂屋本店へ
和。です。
寛文二年(1662)創業ですって。
ラウンジの様子。
新品同様。
……というか、新品でしょうね。
かび臭さまったくなし。
なんかお香のいい匂いがする宿でした。
まず
案内されたのは「帝の鏡」
仏蘭西から 明治大帝に贈られた鏡だそうで、
もともとは「箱根離宮」にあったものを
民間に払い下げになって 松坂屋本店所有になったようです。
説明が書いてあります。
といいますか、
宿の説明で しょっぱな
「明治天皇」
と出されてしまうと、ははーっとひれ伏してしまうより他ないですね。
いや、別に高慢ちきな宿だったりしませんよ。まったく。
明治大帝の次は
西郷隆盛……木戸孝允……
もう圧倒されるより他ないでしょう。
木戸孝允と西郷隆盛の密談……
桂小五郎先生ですな。
あ。
でも 僕はてっきり 薩長同盟の密談のはなしかとおもったのですが、
明治時代になってからのはなしのようです。
この宿で二人が会った、というのは。
重ね重ね書きますが、
案内のお兄さん。
べつに押しつけがましかったりはしなかったです。
さらっと 明治天皇→西郷隆盛・木戸孝允と案内してくれました。
つづいて
箱根関所門柱。
なんでもほったらかしになっていたのを
当時の当主が保存したとかなんとか 聞きました。
しかしここにたどりつくまでに
廊下がうねうねして
自分がどこにいるのやら さっぱりわからん。
で、
廊下のあちこちに地図がはってある。
トンネルがある。
トンネルを抜けると(たしか)
いろりの間があった(とおもう)
ここは、ですね。
いろいろ子供のおもちゃがありまして、
夕食後 みると 中国系(たぶん)の若いカップルが
なにかボードゲームで遊んでおられました。
そのあとだいぶたって
お風呂に行ったときもそのカップルは遊んでましたね。
駄菓子がおいてあって(↓↓画面左側のケース)
無料でどうぞ、ということでしたので
T子さんが大量にお持ち帰りしました。
僕は この↓↓
ハリネズミの置き物が気になりまして……
「かわいい」
「これは箱根の名産品なのか? 買おう」
などと思いまして……
そのあと、いろんな土産物屋さんで このハリネズミを探したのですが、
どこにもなかったというシロモノです。
宿で聞けばよかったのですが、
「箱根の名産だろう」「どこでも売ってる」
などと勝手に思いこんだので聞きませんでした。
この子は一体どこで手に入るのでしょうか??
↓↓これは 芝蘭荘の廊下の様子。
宿のパンフレットによりますと
「広大な敷地に趣の異なる五つの館 全22室」
とあります。
ちなみに われわれの宿泊したのは芦刈荘というところ。
またトンネル。
足が悪い人にはこの宿ムリですね。
これは鎌倉古道が上に通っているので
下にトンネルを掘ったそうです。
トンネルをぬけたところ
左手に浴場がみえます。↓↓
ゆかりの品など展示してありましたが、
失礼。
写真撮っただけで中身はよく見ていません。
で、ようやく、
今晩泊まる
芦刈荘に到着。一番端っこですね。
部屋は「芦笛の間」
鍵がかわいかった。
箱根細工です。
芦笛の間の様子。
夕食・朝食 等々
次回紹介する予定です。