その2
宿泊しました 芦刈荘・芦笛の間をご紹介。
こんなです。
すばらしいです。
……すばらしい宿だったのですが、
以下、書きますように いくつかのトラブルが発生しました。
なので、正直 わたくしのこの宿の評価はそれほど高くはないです。
もとい、
芦笛の間の紹介。
ええと なんていうんですか?
この機械類……↓↓
カートリッジをセットして
ボタンを押すと 抹茶 紅茶 コーヒーなど出てくるのがありました。
……普段デロンギのエスプレッソマシンを使っているもので
この手の機械には興味がないのですが――
なかなかよかったです。
あらかた飲んじゃいました。
寝室の様子。
画面左側がクローゼットになってます。
たいへん寝心地がよかったです。
部屋のデザイン。
外国人受けを狙っているような気もするな。
いろいろと。
5月中旬でこたつ。
たしかに朝は冷えました。
こたつ必要でした。
アメニティ類。
こうなるとお持ち帰り出来ないや↓↓
たしかDHCだった気がする。
ガラスのコップではなく湯呑というのがポイントかな。
前回紹介した「いおり」といい、
「こたつ」「湯呑」……部屋のデザイン。
どうも外国人客が多いらしく、
外国人アピールのための品があちこちに配置されている
……ような気もします。
お庭↓↓
新緑で美しかったです。
紅葉の時期などもすばらしいのでしょうなあ。
といろいろ褒めたところで
1件目のトラブルのご報告。
トイレのウォシュレットが作動しませんでした。
スイッチを押しても、一向に水が出てこない。
で、そのことをフロントに伝えると、
「電源をON・OFFするか コンセントの抜き差しをすればなおるかもしれせん」
という対応……
こういう場合、だれか人を寄こすべきでは??
お客にDIYさせる気ですか、あなた?
だが、そういうことを声高に叫ぶ性格ではない
トマス・ピンコはおとなしく トイレの床にはいつくばり、
電源のON・OFF コンセントの抜き差し等等試みたのですが、
(コンセントは構造上 抜けないようになっていた)
ウォシュレットはなおりませんでした。
別にウォシュレットがつかえないことは 正直どうでもいいのです。
時間がかかってもいいから、
誰か人をよこすべきでは?
そうすればたとえなおらなくても こちらは満足してたとおもうのですが……
もとい、
お風呂。
硫黄くさいニオイがぷんぷん。
正真正銘の源泉かけながしというのがよくわかります。
ご覧のように石づくりです。
部屋に温泉があって、
こんこんとお湯が流れ続けるという贅沢。
独り占めできて いつでも、いくらでも入れるわけですが、
そうなると案外 入らないものですね。
夜、ささっと入って(けっこう熱かったもので)
で、それきり。
という贅沢。
いや、無駄遣いをしました。
露天風呂付の部屋というのにあこがれて
で、はじめてそういう部屋に泊まったのですが、
「んー、ちと無駄遣いだったかな」
「貸し切り露天風呂へ行けばそれでいいや」
というのが正直な感想です。
お風呂のほうからみた庭。
夜も撮ってる。
三脚持ってきたもので使わんと。
大人二人楽々入れるサイズ。
あとポイントとしては 熱すぎるので
適温になるまで調整しなきゃいけないのですが、
それがけっこう時間がかかります。
右側の竹筒のほうから水が出てくるのですが、
えんえんじゃぶじゃぶ出して、
で、かき混ぜて……
その作業はめんどうくさいですが、
源泉かけ流しなのですから文句はいえないでしょう。
少し前に触れましたが
「貸し切り露天風呂」というのがありまして――(写真はなし。↑↓画像は部屋付きの露天風呂です)
それに関して 2件目のトラブル。
チェックイン直後に フロントに電話をし、
貸し切り露天風呂の予約をしました。
で、
「8時から9時お願いします。」
「はい。わかりました。空いております。おとりしておきます」
という話の流れでしたので
こちらは 貸し切り露天風呂へ行けばもう用意ができているのだろう、とおもっていたのだが、
実際、浴衣に着替えて露天風呂に行ってみると
鍵が閉まっている。
なんなのだろうと、フロントに行くと、(前回の記事に書いたが、けっこうな距離を歩く)
そこではじめて鍵が必要だということを知らされる。
しかも チェックイン直後の予約の電話は伝達されていない……
まあ、そこで鍵を受け取りまして お風呂には入れたのですが……
あと、こちらで露天風呂に入る手順を確認しなかったのが悪いのですが……
どこか説明不足を感じました。
はじめの電話の時に鍵のこと、説明すべきでは??
まあ、4月から貸し切り露天風呂をはじめたようなので、システムが熟成していないのでしょう。
ちなみに使い終わった後も 鍵をフロントに返さなきゃいけないので
またけっこうな距離を歩きます。
ウォシュレット……
貸し切り露天風呂……
トラブル、というか不満を書きましたが……
夕食すばらしかったです。
こんないい部屋に泊まれて
こんなおいしい食事を頂いて
ウォシュレットがなんだ、風呂がなんだ、
ぐずぐず文句を言っているトマスとかいう野郎は
まったく人類の敵と申すべきでありましょう。
いや、ホントおいしかったです。
しゃぶしゃぶ会席というのを頼みました。
まず梅酒が出てきました。(右側の金色の器)
以下お品書きを丸写ししますと、
(内容が違っているかもしれません)
・旬菜
青菜 大豆 胡麻和え
鮭南蛮漬け
暮久来長芋
地鶏笹身肉田楽味噌野菜
野菜寿司
・造里
薄造里カルパッチョ
本鮪 間八
帆立の炙り 酢味噌和え
牡丹海老酒盗漬け
お造り おいしかったな。
3週間ほどたってしまった今でも カンパチおいしかったな~
と思い出せます。
で、お肉の登場。
もうこれは 画像からでもおいしさが伝わることでしょう。
・鍋
相模湾産真鯛の豆乳しゃぶしゃぶ
旬野菜色々
強羅銀豆腐
葛切り
生麩
もみじおろし
ポン酢
んで、
これが 田舎者の我々はみたことがなくて
とてもおいしかったです。↓↓
・御飯
〆雑炊
山形県産つや姫
しゃぶしゃぶ食べ終わった鍋が回収されまして、
その汁で 雑炊を作ってくれるのですな。
おいしかった。
・香の物
糠漬け
甘酢漬け
沢庵漬け
・水物
グレープフルーツ
薄荷
わらび餅
黒蜜
……などと書いてあるのですが、
こりゃ違いますな。
イチゴと水羊羹かな。
んー
すばらしかった。
□□□□□□□□
一晩明けまして……
で、朝食。
これが、ジャジャーン! と出て来まして↓↓
こんな量、食いきれるかよ。
とかおもったのですが、
おいしくて ほぼ完食でしたね。
普段朝食なんて 量 ほとんど食べないのですが……
↓↓木の箱は 湯豆腐がはいってます。
旅人朝食
・小鉢
自家製納豆 大根鬼卸
小田原・籠清の蒲鉾
伊豆天城産 山葵漬け
・卵
温泉卵
摺り胡麻 貝割れ菜
・鉢物
旬の茹野菜色々
麹味噌と醤油の自家製ドレッシング
・焼物
相模湾産地魚の一夜干し(→金目鯛が出てきました。ただ写ってませんね)
・煮物
相州牛の有馬煮
・豆腐
強羅銀豆腐の桶豆腐
炒り子出汁
生姜 白葱 海苔 糸鰹
……というのですが、
↓↓ 豆腐のとなりの銀色の筒が 湯気を逃がす筒で
そのおとなりの陶器に 出し汁が入っていました。 たしか……
えー
続き 書き写すと
・壺
小田原曽我の十郎梅干
・香物
盛り合わせ
・御飯
麦入り御飯
南足柄産自然薯とろろ汁
・汁
建長五目汁
・水物
乳製寄せ 蜂蜜生姜
□□□□□□□□
……というような感じでした。
温泉→完璧
部屋→完璧
料理→完璧
だったのですが、
どうしてもトイレの床をはいつくばらないといけなかったあのトラブルが足を引っ張ります……
まあ、トマスの野郎のわがままなんですけどね。
そこそこのおカネを払っているので わがままにもなりますわね。
あと、一日目の山のホテルが良すぎた、というのもありますね。