9月の中旬
武漢ウイルス蔓延下…… 久しぶりの旅行となりました。
が、
台風が来るぞ、来るぞ、という中の旅行。
おもえば
去年の軽井沢・万平ホテルもそうだった。
一昨年の東光園もそうだった。
つくづく運がないです。
(今回はけっきょく大したことにはならずにすんだが)
またまた身分不相応な立派なお宿でしたが、
GoToトラベルとかなんとかで けっこう安くなりました。
(こういうお宿に泊まる人間がいうのもアレだが、
この制度 本当に困っているところにおカネがいくとは思えんなあ。
けっきょく大手しか潤わないのでは??)
もとい――お部屋からの眺めはこんな……
いいことはいいけど……
んー 重苦しい雲のせいか、お庭の樹木のせいか、
那須の風景がすかーっと眼前に広がる、という感じではない。
(4階が一番高い階なので これより眺望がいい部屋というのはないとおもう)
ただ、
紅葉の時期はたぶんたまらんでしょうなあ。
窓際に籐椅子という公式。
失礼ながら、テレビは小さい。
事前の予約の確認の時に、Blu-rayのプレイヤーをお願いしていたので
もうセット済みです。
(完全に余計な情報だが、水曜どうでしょうの「対決列島」を録画したものをみた。
いままで通って来た東北自動車道を どうでしょう一行も通っていたのでヘンな感じがした。)
すみません。
部屋の全景、という画像はないです。
とにかく広い部屋でした。
四人家族でも狭く感じなさそうです。
二人でいったわれわれは この面積を完全に持て余しました。
↓↓左手にちらっと寝室がみえます。
右手はみえませんが 大きな窓があるわけです。
ウェルカムドリンク? というやつですかね。
ああ。そうそう。
お部屋の御案内はなかったです。
部屋に落ち着いた頃を見計らって この↓↓ お抹茶が届く。
荷物が届く。
という段取りでした。
寝室。
ベッドの評価。僕は可でも不可でもなく、という感じ。
T子さんは 「ベッドはよくない」という評価。
よく寝たんですけどね。
万平ホテルのマニフレックス ニューグランドのスイートのシモンズ(おそらく)
よりは良くないです。
なんか生意気いっちゃってますが、高い部屋なので ちと残念な点か。
画面右手 金庫 クローゼットなどがあります。
入口方向から部屋をみる↓↓
籐椅子の前にある白い物体は空気清浄機。
冷蔵庫がみえますな。
冷蔵庫の中身は無料でどうぞ。
というもので あとでご紹介します。
洗面所。
左手にお風呂がちらっと見えますな。
逆方向からみた洗面所。
右手 トイレのドアです。
お風呂。
けっきょく使わなかったですが、眺めがよさそうです。
若干狭いかな。
ただ使ったわけではないのでわからんです。
冷蔵庫の中身です。
いかにも「旅館」という感じのラインナップ。
ですが、無料はありがたい。
瓶というのも今どき懐かしい。
鍵、です。オートロックではなかったです。確か。
山楽綴り という冊子。
宿の歴史が書いてあります。
中身は与謝野晶子・鉄幹夫妻が泊まったとか、
そうそう昭和天皇が泊まられたというのが最大のトピックか。
廊下から部屋のドアをみる。
「五葉」という愛称(?)がついているらしい。
チェックインの際は お部屋は「411号室」といわれました。
廊下なんぞ撮ってみる――が、
滞在中、この階では
一組の老夫婦と会っただけで
誰かほかに泊まっていたのかな?
なんというのか、エレベーターホール的な場所の画像。
こうしてみると↓↓
われわれの泊まった411号室が一番大きいことがわかる。
ぬわはははは……
……
このワインレッドの背景色はいいですね。
ここもエレベーターホール
まあ、どこもかしこもゆったり広めに作ってありました。
建築的にとんがった
東光園(菊竹清訓)
箱根プリンスホテル(村野藤吾)
とかを見てしまっているせいで
山楽さん。
建築的には、とくになんだという点はないとおもう。
ただラウンジはよくできていた、とおもいますですよ。
完全に余談だが――
一泊二日の那須旅行、さいごに 那須塩原の
「パンツショップアベニュー」という
アメカジ好きなら知っている名店へ行ったのですが、
アベニューの奥さんに 昨日は山楽へ泊まったなどというと、
「あそこはお琴の音楽がかかってたでしょ」
などと栃木訛りでいわれた。
「んーどうだったかな??」と BGMの記憶のなかった僕は答えたのですが……
今こうしてラウンジの写真を見ると
お琴の音が聞こえる(笑)
ほんとうにそんなBGMだったか?
パンツショップアベニューの奥さんのせいか?
後者のような気がするんだけど。
音楽、かかってたか??
あ。お飲み物ご自由に のスペース↓↓
手作り感あふれる 「山楽の四季」なるポップ
さっきも同じこと書いたが、
紅葉の時期はすごいだろうなあ。
えー 一気に時間がとびまして
夕食。とてもおいしかったです。
1階 山翠亭 松風の間なるところです。
いただいたのは
「稲穂実る頃の御献立 瑞鳳」
瑞鳳なんていうと 帝国海軍の航空母艦にでもありそうですが(笑)
(あったっけ?)
・前菜(右から)
子持ち鮎有馬煮
巻海老黄身酢
烏賊菊花寿し
毬栗真丈
衣かつぎ
黄味酒盗和え
どれもおいしかったが、鮎がとくにおいしかった。
イガイガの形したやつは どこかで食べたような気がするのだが
おもいだせない。
山のホテルだったか、アルテリーベだったか。
アルテリーベのような気がする。
・刺身
五種盛り合わせ――とありますが、
カンパチ 本マグロ タコ ウニ スズキ
だそうです。
・吸物
清汁仕立て 萩真丈 松茸 柚子
お吸い物の中の物体は ソラマメ 小豆 白身魚だそうです。
・焼物
カマス塩焼き
丸十オレンジ煮
酢取り茗荷
カマス、おいしかった……
となりのスダチをかけるわけですな。
丸十ってサツマイモのことらしい。
島津の家紋からきてるのか??
甘くておいしかった。
で、肉が来ましたぜ 肉が!
・煮物
合鴨 茄子 蕪 木の葉南瓜 絹さや 木の芽
・台の物
和牛ロース石焼き
野菜等
焼いてるところ――
お肉、口の中でとろけました。
那須はとにかくお肉がおいしかったです。
(誰でも御存じでしょうが)
翌日のランチのステーキもたまらなかったですが、
それはあとで書くと思います。
あとネギは「白美人」というものらしく、
これもまた甘くておいしかった。
・食事
秋鮭御飯 イクラ
・止碗
赤出し味噌汁
味噌汁の中には湯葉がはいってました。
お漬物↓↓ ピンクのはらっきょう。
御飯のアップ。
イクラとの組み合わせがとてもおいしい。
・水菓子
シャインマスカット
かぼちゃのプリン
あと、梨だったかな。
以上。夕食おいしかった。
お食事処の壁には 東郷青児の絵なんか飾ってありました↓↓
各自ぬいぐるみを持ってくる
精神年齢が低めのカップル(笑)
スヌーピーと
こないだ池袋パルコで買ったぬんちゃん。
ジッツオの三脚を 部屋の中でガシャガシャおっ立てまして
夜景を撮ったですが――
まったくうまくいきません。
ホテルニューグランドとか 山のホテルとかだと
けっこうおもしろいのが撮れたのですが。
夜。旅館の入口。
夜のラウンジの様子。
絨毯の柄、うるさすぎないか?
なんか文句ばかり書いてますが。
よく寝まして朝。
一泊二日の旅行。ずーっとどんより曇り
たまに小雨。
二日目は台風の影響で風が強かったです。
朝食。
これもまたおいしかった。
場所は夕食と同じ場所でした。
↓↓僕は洋食をチョイス。(夕食のおわりに和・洋どちらにするか聞かれました)
サラダの上にある 緑色のものは
ふきのとうのドレッシング。
↓↓T子さんの選んだ和食。
食べ終わりまして――
中庭に面した 明月院風の丸窓↓↓
エレベーターホールからの眺め
魚眼で411号室を撮りましてチェックアウト。
フロントの脇の中庭。
風響 と、名前がついてるらしい。
□□□□□□□□
えー最後の最後 温泉のご紹介。
(まずそこだろ! とおっしゃる方多数か(笑))
部屋に関しては テレビが小さい ベッドがいまいち
など偉そうな文句を書いたわけですが――
温泉は最高でした。
あと、たまたまだとおもうが
1日目、チェックイン後 16時ごろ
2日目、朝食後 9時ごろ
入浴したんですけど――
どちらも温泉一人占めでした。
コロナでいいことがあるとしたら、まあ、こんなことでしょうかね(笑)
以下3枚 スマホでの撮影です。
あ。2日目の朝の様子です。
内風呂↓↓
露天風呂。
最近行ってないが
スッカン沢とか おしらじの滝とか
あのブルーですね。
源泉100%かけ流しだそうです。
中性低張性高温泉――ってなんのことだかわからないが
ぬるぬるしたり ピリピリしたりはしなかったので 「中性」ってことなのでしょう。
箱根の温泉に比べると
温度は低めに感じました。
うー、よかったなあ。
しかし、山楽の温泉一人占めなんて
今後ないかもしれないですね。