皆さま、こんにちは。ご機嫌いかがですか。
なにがいいたいのかというと表題の通りである。
「サンタクロースなんかいない」
「そんなものいるはずがない」
「あれはホントはお父さんなんだ」
「だってプレゼントを隠してあるのをみたもん」
うんぬんかんぬん……
はっきりいうが
そんなこというヤツは大バカなのである。
せんせいにいいつけてやるもん。
せっかく12月だし、なにかと忙しく他に書くこともないので
この際だから、書いておいてやる。ありがたく思いたまえ。
①まず、余がこれからなにをしようとしているのか、はっきりさせておこう。
それは究極のところ…
「サンタクロース」=0(無)
この命題の矛盾を暴きだそうということである。
この命題が矛盾であれば、すなわち、
「あれ、ピンコっていくつまでサンタクロースのこと信じてた?」
とかいうバカ質問をする輩は、文句なしのど阿呆であることが
明らかになるであろう。
だってだってサンタクロースはぜったいいるんだもん。
②そもそもサンタクロースとは何者であろうか?
そこをはっきりさせねばならない。
余のこれまでの見聞をまとめてみると以下のようになる…
「クリスマスの夜に、なぜだか理由はよくわからないが、子どもたちにプレゼントを配ってまわるとされる一種の精霊的な存在」
――はい。
ここのところはいかに狂信的な「サンタクロースなんかいない教団」の信者であろうとも否定はなさるまいとおもう。
さらに付属データとして
「どうやら赤白の服を着ているらしい」
「どうしたわけだかコーカソイド系の男性老人、しかも髯をたくわえた人物に描かれることが多い」
「どうしたわけだか飛行可能なソリに乗ってあらわれる。ソリをひくのはトナカイで、中に一頭だけ赤く発光する鼻をした奇形のトナカイが混じっている」
「なぜか煙突から侵入してくる」
というようなものがあるが、ちと疑わしいものがあるので
(空飛ぶソリってなんだよ?)
この際、すべて無視することとする。
繰り返すが、サンタクロースとは
「クリスマスの夜に、なぜだか理由はよくわからないが、子どもたちにプレゼントを配ってまわるとされる一種の精霊的な存在」
コレである。
③で、あるからして、
サンタクロースというのはあるいはアジア人であるかもしれないし
黒人であるかもしれない。
老人であるとは限らず、また男性であるとも限らない。
紅白の服なんてものではなく、
バニーガール姿のお姉ちゃんである可能性も捨てきれないし、
キモノ姿のお婆ちゃんである可能性だってある。
さっき駅のホームでゲロを吐いてたおっさんである可能性もあるし、
背中一面に彫り物を入れたあんちゃんである可能性もある。
そもそも誰にも気づかれないで子供にプレゼントを配る点を
考慮するならば人間であるとは限らず、
地球人ではないエイリアンであることも考えられる。
不可視になるテクノロジーを持ったエイリアン…
さらにさらに…ここは多くの人に気づかれていない点であるが、
サンタクロースは複数である可能性も捨てきれない。
いや、その可能性は相当にあるだろう。
世界各国でこの伝説が受け入れられている点を考慮するならば、
サンタクロースは一種のチーム制、あるいは法人のような形で活動しているのかもしれない。
④が、けっきょく正体がさっぱりつかめないので
自分がもし「サンタクロース」であったら、と考えてみる。
ロールプレイングである。
子どもたちにプレゼントを配るのであれば、これは優しいヤツに違いない。
さらにいままで「サンタクロース目撃情報」というものが
各マスメディアに登場したことはないことを考えると
これは相当に奥ゆかしい性格であることは明らかである。
もし、③で考察したように、
「サンタクロース」というものが一種の団体であるならば、
その活動精神はおそろしく優しく、かつ奥ゆかしいものであることが明らかである。営利目的では、おそらくないであろう。
⑤で、…こっからが重要なんですが、
そんなサンタクロース…
「人間であるか、エイリアンであるか、わからない」
「性別も年齢も不詳」
「団体であるかもしれない」
「だが、とても優しい」「とても奥ゆかしい」
「あと、子供が好き」
「超高度なテクノロジーを使用しているのかもしれない」
こんな人(団体)がプレゼントをあげるのだとしたら一体誰だろう、と考えてみる。
⑥それは…あのー…はっきりいうね。
サンタクロースなんかいない、
とかいってるおまえ、
親がきちんといて
きちんとプレゼントをもらえる身分のおまえ、
おまえなんかのところに
サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるわけないだろ。
サンタクロースってのはな、
まず、だれにもプレゼントがもらえない
不幸な子供を優先するんだよ。
オレがサンタクロースだったらそうするね。
両親のいない子、
今にも飢え死にしそうな子を優先するね。
このバカたれが。
世の中にはな、
子どもなのにまだ小さいのに
働きに出なけりゃいけない子どもだっている。
ひどいはなしだが
体を売らなきゃ生きていない子どもだっているんだよ。
銃を持って人を殺さなきゃいけない子どもだっているんだよ。
それがこの世界なんだよ。
あのな、
「あれ、何歳までサンタクロースのこと信じてた?」
ってのはな、
そのあたりに想像力がおよばない
能たりんの平和ボケの質問なんだよ。
このバカたれが。
⑦はい。皆さん、おわかりいただけましたか。
「サンタクロース」=0(無)
この命題は矛盾してますね。
そもそもプレゼント獲得資格のないバカたれなのですから、
そんなヤツのところにサンタクロースは来るわけがないのです。
そんなやつが「サンタクロースなんかいない」とかいったところで、
ブサイク童貞野郎が「女なんてものはよぉ…」とかいってるのと
同レベルの話なのです。
以上。
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あ。べつにイライラしてる、とかじゃないです。
あと、「血液型、何型?」
という質問も大キライです。
血液型占いとか、一体なに?
Aだの、Bだの、
ただ単に輸血の際に用いる符号でしょ?
なんなのアホなの?
「サンタクロースいない論」の次にムカつく。
……
…
…やっぱりイライラしてるのかしら??