とうとう吾輩が「テレビ漫画」の感想を書くことになつてしまつた。
でも好きになつてしまつたのだから仕方がない。
「カウボーイビバップ」の感想、まいります。
年末だったか年始だったか忘れたんだが
WOWWOWでやっていたのを録画して最近見始まった。
ほんとうはおなじWOWWOWでやっている
リーガ・エスパニョーラという西班牙のサッカーを
みるはずだったのだ。それがこっちの方にはまってしまった。
いやリーガも毎週毎週みているんですが。
えー、で、「カウボーイビバップ」
全部で26話あって、映画版というのもある。
目下、ぼくがみたのは1~22話なので
感想を書くのははやい気もするんだが
書いてしまうことにします。
関連書籍も色々買ってしまっている。
そのうちフィギュアだのなんだの買ってしまいそうな気がする。
↓これは「設定資料集」とかいうもの。
3800円+消費税。
キャラクター、乗物、建築等々の絵がのってます。
カラーページ無し、文字情報もあまりない。
でもみてるだけで楽しい…
…というからけっこうはまってます。
さいきん小津安二郎のDVDコンプリートしたばかりの
このオレちゃんが…ねえ…
①どんなおはなしですか
…というと、かっこいい音楽とかっこいい登場人物
かっこいい世界設定のかっこいいSFアニメです。
以上です。
昨夜みた
Session#21「ブギ・ウギ・フンシェイ」というので
時代設定が西暦2071年であるということを知りました。
(つい最近死んだ人の墓石に2071年と刻んであった)
ま、こう云う風にタイトルからしてかっこつけているわけです。
なんでも本放送(というのかな?)は
1998年~1999年にテレ東でやっていたものであるらしいです。
20世紀ですな。
10年以上前のものなのだな。
②登場人物
主要キャラは4人です。
・スパイク・スピーゲル(声:山寺宏一)
主人公。背が高くて、やせ形。ひたすら強い、が
なんとなく抜けている。
賞金稼ぎ…ようするに悪者をつかまえて警察に引き渡すと
賞金がもらえる、それで生活をしている。
これはたぶんわかる人はものすごく少ないような気がするんだが、
山田風太郎の描く「柳生十兵衛」にすごく似ている気がする。
ま、エンターテインメント時代小説とSFアニメを比べても
どうにもならないのだが、わかる人も少ないとおもうんですが、
どちらもものすごくケンカに強いんだが
ギラギラしてなくて無気力。なにごとにも恬淡としている、そんなヤツ。
・ジェット・ブラック(声:石塚運昇)
スパイクの相棒。ハゲでガタイのいいおっさん。
元警官である由。盆栽が趣味、というのがいいですね。
ひたすら渋い。やることなすこと渋い。
4人が生活している「ビバップ」号という宇宙船があるんだが
それはこの人の持ち物である。
4人のうち3人(スパイク、フェイ、エド)が…
完全に生活能力がない人たちなので
このおっさんが面倒をみている…という構図もある。
・フェイ・バレンタイン(声:林原めぐみ)
莫大な借金を返すため、いろいろ悪いことをやらかしている
セクシーなお姉さん。
はじめはただ単に滅茶苦茶な女という感じがあったのだが
そのうち…
「治療不可能な病気にかかったため冷凍睡眠をし、治療技術が開発されたら目覚めるということになっていた、だが目覚めると、睡眠以前の記憶をすべて失っていた」
「その冷凍睡眠やら病気の治療やらでとんでもない借金を抱えてしまった」
「…であるからして、実年齢はものすごい婆さんなんじゃないのか?」
などという設定が見えてくる。
全26話みれば真相がわかるのかもしれないが
彼女の過去は謎のまんまにしておいたほうがいいような気が僕にはする。
・エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
(声:多田葵)
子どもの天才ハッカー。
「エド」と呼ばれている。
男みたいな名前なんだが、実は女の子であるらしい。
――…んだが、僕は性別は特定する必要はなかった気がする。
「ネコ」がそのまんま人間になったような滅茶苦茶な性格&行動のガキ。
そのくせSession#17「マッシュルーム・サンバ」では
得体の知れないキノコを他のメンバーに食べさせて実験。
ラリってしまったスパイク、ジェット、フェイをみながら
「やっぱり食べられないね」といったりするお利口なところもみせる。
↓左に描いてある子。
右に描いてあるのは、コーギーのアイン。
以上、おはなしの輪郭の紹介。
感想もそのうち書こうと思います。
その前に全部見とかなきゃ。