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一畑電車・出雲大社前駅(1930)その2 および デハニ50形52号車

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ばたでん・出雲大社前駅の中身です。

 

「駅」というのに――

しかも1930年の歴史ある建物というのに――

出雲大社の近くなのに――

 

平日、昼間。

誰ぇぇーーも来ません。

 

まあ、おかげで遠慮なく写真撮影にはげむことができました。

 

ステンドグラス。

 

へたに模様とか描こうとしていないのがいい。

なんか神話のモチーフとか書きたくなるじゃない? ふつうは。

 

電車が来るまでだいぶ待ったのですが、

まったく飽きなかった。

 

アールデコ調のレリーフ&スクラッチタイル

そしてステンドグラス。

 

この出雲大社前駅が巨大化すれば あれですよ。

上野の国立科学博物館になるわけですね。

「駅舎」の建築って

あまりいいものがない、とか思いこんでいましたが……

 

ありましたね、いいものが。

 

ゴテゴテしたディズニーランド建築みたいな東京駅より、

こっちのほうが何十倍か美しいな。

 

 

あと、

ものすごく個人的なはなしになりますが、

 

新しく買ったカメラのレンズが

(ツァイス・ディスタゴン25㎜)

建物内部の撮影にも使いやすい画角ということがわかったのは収穫でした。

 

「25㎜」という――

日本メーカーのレンズにはないヘンテコな焦点距離が若干不安だったのですが、

これは正解でした。

 

あ。最後3枚はどうみても マクロプラナー50㎜ですが。

 

 

 

えーなんか古い電車が展示してありました。

無料で見れます。

 

切符とか入場券とか買う必要はなし。

 

駅舎はべた褒めですが、

こっちはなんだかよくわからなかった。

 

というのは、

 

最近……

といっても5月か、

横浜市電保存館で きれいな市電を見てしまったからで、

 

 

大変申し訳ないが……

んーあちこちデザインがダサい気がして……

 

市電保存館のあの興奮はなかったです。

なぜなんだろう??

 

まず、木材の塗料がすごくくたびれている、というのはあるな↓↓

色褪せちゃって、なんかかわいそうな感じ。

 

市電保存館の市電、もちろん古かったけど

ピッカピカだったよな。

 

あと、やっぱり、あれか?

元横浜市民としては 市電の走っていた場所がなんとなく想像できるのだが、

ばたでんに関しては全くわからない、というのもあるか??

 

あと、ディテールの処理があっちこっち テキトーな気がするんだよな。

 

↓↓こういう網棚のパーツとかが、さ。

美を感じませんな。

 

といって、横浜市電のはどうだったか、おぼえていないのだが。

 

ま、無料で見せてもらって文句を言うのはおかしいですね。

でも、もうちょいきれいに塗りなおしてはいかがだろうか??

 

とかいいつつ、

写真撮りまくっているのは、

なにかの資料に将来使えるかもしれない、などとおもっているからで……

 

運転席。

解説能力ゼロです。

 

マスコンとかいうのでしたっけ?

↓↓

↓↓右から

「前照灯」

「弱メ界磁」

……

ときて、「カラオケ」というのがウケた……

 

スイッチ押すとどうなるのだろ?

天井からミラーボールが出てきたりして(笑)……

 

……

 

 

出雲大社前駅は以上。

 

で、13時56分発 大社線・各停 松江しんじ湖温泉行きに乗りまして、

次の目的地、島根県立美術館へ向かいます。


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