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ザ・プリンス箱根芦ノ湖 その2 レイクビューツインルーム・まるまるメロンパフェ・雨仕舞

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村野藤吾っち設計の「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」

その2です。

箱根旅行を時系列で書いていきます。

 

イバラキから、ときわ64号で東京駅へ。

 

東京駅から

こだま647号で小田原駅まで

 

前回 5月の旅行では

「箱根へ行くなら 小田急ロマンスカーでしょ!」

と、気合が入っていたのですが、

 

今回はイバラキからの最速ルートで箱根へ向かいます。

 

11:01

風情もへったくれもなく あっという間に小田原に到着。

 

小田原駅前の北条早雲像の前から

ホテルのシャトルバスが出ていまして、

それに乗りこみます。

 

11:30発だったかな。

事前の予約が必要で、僕たちが乗った時はほぼ満席でしたので

もし利用される方は、

はやめに予約しておいた方がよさそうです。

 

お客さんはぱっと見、

日本人「3」

外国人「7」

くらいの割合だったのですが、

 

途中で停車する「龍宮殿」で、その「3」の日本人があらかた降りてしまい――

「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」で降りたのは 外国人ばかりでした。

 

ただ、会議場でなにやらの国際会議(?)みたいなイベントがあったので

特別ガイジンが多い日だったのかもしれず(??)

そのあたりはよくわかりません。

 

もとい、

「あれ? こんな建物だったっけ?」

というエントランス……↓↓

 

事前の予習で、あの壮麗なロビー空間を目にしていたので

この地味ぃなエントランスには呆気にとられました。

 

むむ。やるな、藤吾っち……

 

フロントで手続きをすると

もうお部屋の用意はできている、とのことで

13時前後だったとおもいますが、はやくもお部屋へ。

 

で、例の壮麗きわまりないロビーをとおり、

 

この……

自分がいったいどこにいるのかさっぱりわからなくなる廊下をとおりまして↓↓

 

(前回触れましたが 客室棟が円筒状になっており、廊下は円形なのです)

 

前回も触れました 年季の入った木製のドアノブを廻しまして……

 

お部屋はこんな感じ。

東棟・レイクビューツインルーム261号室。

 

名前の通り、湖の目の前。

すばらしいです。

 

とても広いです。

38㎡とHPに書いてありました。

 

T子さんは クッションの置き方に注目してましたな↓↓

 

(これも前回貼りましたが)

ドアに貼ってあった平面図。↓↓

 

この「台形」というか

「先端をぶった切った扇形」というか……

 

このみょうちきりんな部屋は一体どんなものなのか??

 

というのが僕の最大の興味だったりしたのですが……

 

とくに違和感はありませんね。

 

よくみると、

天井の処理とか凝りに凝ってますね。

真四角の部屋とは微妙に違います。

 

村野藤吾を前回いろいろけなしましたが(笑)

 

体力的にも精神的にも疲れる、とか書きましたが……

客室はとても良い空間です。

 

あ。「客室も」か。

 

洗面台は とくに空間を区切ってあるわけではないです。

 

箱根園の売店で買った「うなぎコーラ」を飲みながら

ベランダでまったり↓↓

 

二人で食事できるスペースは悠々あります。

ルームサービスを頼んで ベランダで食べるとかもいいかも?

 

うなぎコーラは、ただ変わった味のコーラというだけのシロモノでした。

 

ベランダの隅っこ↓↓

 

ああ……

現場で施工する人の苦労たるや……

 

という図。

 

なんなんでしょうね。この凝りに凝ったデザインは。

一筋縄ではいきませんよ。藤吾っちは。

 

サッシの鍵のクロースアップ

 

美しいベッドまわり。

 

お風呂&トイレ。

 

こんな変わった配置のお風呂というのも珍しいでしょうな。

バスタブの向きと トイレの向きが

「ハ」の字みたいになってます。

 

これもすべて 天才・藤吾っちが客室棟を円筒にしちゃったせいです(笑)

 

客室観察を終えまして――

「ラウンジ やまぼうし」へ向かいます。

 

どうでもいいが、エレベーターホールもとてもつもなく美しいです。

中庭の竹 時々刻々変化する高原の光線……

 

円筒状の客室棟。

まんなかの〇は中庭になっているのです。

 

客室棟から

フロント・ロビーのある棟へ。

 

壮麗なロビーを

ディスタゴン25㎜で撮ってみる。

 

で、ラウンジやまぼうし。

 

ここも古き良き村野藤吾のデザインが残っていると

TOTO通信に書いてあった。

 

こんなです。

まず頼みましたのは

夏季限定ドリンクの

ココナッツピーチジュース(左)

トロピカルソーダ(右)

 

ココナッツのほうはおいしかったです。タピオカとかも入ってたな。

トロピカルのほうは なんか酸っぱいパイナップルソーダという感じでよくわからなかった。

 

えー……

で。

 

こんなものも頼んでしまいましてね(笑)……↓↓

 

事前予約必要なシロモノですが……

 

まるまるメロンパフェ(笑)

 

HPによりますと、

「静岡県産マスクメロンを丸ごと一個使った特別なフルーツパフェ「まるまるメロンパフェ」」

「赤肉メロンやマンゴー、バニラアイスなどをちりばめ、いろいろな食感をお楽しみいただけるようにいたしました」

等々書いてあります。

 

で、予約時に チョコレートプレートのメッセージもお願いできまして……

 

頼んだのが

「3日間のんびりしましょう」……

 

おまえら、どんだけ疲れてるんだ……

 

えー味は、

たまらなくおいしい、というものではなかったです。

 

くりぬいたマスクメロンの中に

ごろごろと球形にくりぬいたメロンがはいっております。

 

白い棒はホワイトチョコですが、

最近これは流行ってるんですか?

ニューグランドのザ・カフェで マンゴーパフェ頼んだ時も なんかホワイトチョコの飾りがついてたな。

 

シグマの魚眼で撮ってみたりする。

 

左側の背景を見る限り

あまりきれいなボケ味ではありませんな。

 

なんかギザギザ ガチャガチャしたボケですね。

 

食べ終わりまして、合体させてみる。

 

食べ終わった図。

 

で、これなんですが……

このギザギザなんですが……

 

ザ・プリンス箱根芦ノ湖滞在時はまったく気づかなかったのですが……

 

これって、

客室棟の屋根のギザギザじゃねえの!?

 

ということを帰宅して

写真の整理をしている時に気づきました。

 

この赤丸で囲んだところですね↓↓

 

ついでに ちとわかりずらいですが……

翌日にロープウェイから撮った客室棟の写真ものっけておきます↓↓

 

ううむ。

まるまるメロンパフェは

ホテル従業員さんの藤吾っちへの愛を感じさせるシロモノでありました。

 

えー

食べ終わって 魚眼でいろいろ撮ってみる。

 

あ。前回も載せましたね。

 

スワンチェア。

えー

で、そのあと九頭竜神社にモーターボートで行く、というイベントがあったりしたのですが、

神社は神社で あとあと記事を書くとしまして、

 

夕立が降ってきまして……

雨仕舞はけっこうおもしろかったので

いろいろ撮ってしまいました。

 

客室のベランダから撮ったのですが、

豪快に雨を処理しているのですよね。

 

なんか……

どうみても……

 

おしっこみたい(笑)

 

ああ。これは階段室の様子。

美しいです。

 

どこからどこをみても美しいです。藤吾っち。

 

わざわざ階段室をおりて 中庭に向かいます。

 

去年見に行った東光園(菊竹清訓)の階段室は

みるも無残なありさまでしたが、

ここは新品同様です。

 

 

 

 

土砂降りになりました。

ちなみにこのあと夜。

お風呂にはいっている間 数十分停電になりました。

おそらく落雷のせいでしょう。

 

おしっこどころじゃなく

滝みたいに雨水を処理しているのですが……

 

屋根から落ちた雨水は

石畳の歩道を通って湖に落ちていく……

 

そういう感動的な仕組みであるらしかったです。

 

箱根滞在中は

二日続けて 日中くもり→夕方から雨 という残念な天気だったのですが、

 

 

村野藤吾の老練な雨の処理の仕方をみれたのはとてもよかったです。

 

その3につづく。


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