その4です。
これで 村野藤吾っちの箱根プリンスの記事は終わりにします。
7時半ごろ目が覚めまして――
朝の様子をいろいろ撮りました。
中庭がチラ見えする階段室は
いつ来ても美しい↓↓
季節ごとによっても雰囲気が変わるのだろうなぁ。
中庭に降りていきます。
二つの客室棟をつなぐ 宴会場とかがはいっているブロックは
なんとなくモダニズムの香りがする。↓↓
朝の高原。
ちょっと歩くと芦ノ湖の湖畔、というのは贅沢です。
山のホテルでは ちょっと湖畔まで距離があるので
この贅沢は味わえない。
湖畔で写真を撮ります。
↓↓桟橋はチェーンがかかって封鎖されていて、
これ以上先には進めませんでした。
九頭竜神社へモーターボートで行った記事を書きましたが、
この桟橋とは別物です。
(あれはホテルからちょっと歩いた箱根園内にある桟橋です。)
一体、このモーターボートはどういう場面で活躍するんでしょうか?
宿泊中、動いている姿をみることはありませんでした。
ジョギングをする人がちらほらいました。
人は、人が写真を撮っているのを見ると 自分も撮りたくなるらしく……
僕が一眼レフをかまえていると
運動中の人もたちどまって スマホでカシャカシャやりはじめるのがおもしろかったです。
夕方、三脚を構えてやってたときも やっぱりジョギングの人が多かったです。
写真の件も同様でした。
その1でも載せた ディテール。
植物的、というか 昆虫的というか……
すさまじい曲線の嵐。
と、静謐なモダニズムっぽい部分の対比が見事。
柱の形とか凝ってます。ただの四角柱にはしない。
「縦長」の窓もポイントですかね。
意地でも「横長」にはしない、という反モダニズムか?
部屋に戻り……
驚異的なまでに寝起きの悪いT子さんをどうにか叩き起こして……
9時ごろ
朝食へ。
ル・トリアノンへむかう 西棟のエレベーターホール↓↓
ル・トリアノンの内部でございます。
う、美しすぎる……
おそらく、
どの席からでも眺めがいいとおもう。
前回触れた イスラム風(?)タイル
あと壁面もなにやら珍しい石を使っているらしいのですが、
どこで読んだか忘れました。
なんかフレスコ画の背景みたいな いい味の質感です。
ポイントは……
気味の悪い照明器具↓↓
これも藤吾っちのデザインなのか?
誰かに発注したのか?
夜中 暗闇でみたら 悲鳴を上げちゃいますよ。僕なら……
クロースアップ
にすると、さらに気味が悪い……
高い所にありますので 食事中気になる、とかいうことはない。けど。
3人の人物。
なにか意味があるのかな?
と考えたときにおもったのは
Le Trianon
これに関わって来るのかな?
ということなのですが……
(3→Tri)
じゃ、トリアノンとは一体なんなのか?
と、ネットを調べてもトリアノン宮殿のことしかでてこない。
「三美神」かな?
とかおもったが、それはまた違うコトバのようです。
フランス語の辞書を持っていたのだが、部屋のどこかに埋もれていて出てこない。
「トリアノン」とは一体何か?
どなたかおわかりの方 ご教授願います。
↑↑ぜったいさ。
羽のところ、ホコリがたまるよね~
しかし、すごいセンスだな~
もっとかわいい顔にできなかったもんかね?
静かです。
9時の時点で
お客さんがわれわれと あと一家族だけ。
ウエイターさん たった一人で回していたな。
翌日、山のホテルの朝食(ヴェル・ボワ)
やっぱり9時ごろでしたが
わんさか人がいたのと対照的でした。
途中、中国系とおもわれる家族がきたけど、
「予約してないとダメです」
と、英語で断られてた。
(この人たち、どういう予約の仕方をしたのだろう?)
このホテル。
白人系のガイジンのお客さんが多かったが、
みんな日本料理の「なだ万」に行っちゃうのか?
それともみんな朝が早いのか??
天井の処理とか……
なんという手間がかかっているのか??
以上、建築はおわり。
朝食のご紹介。
田舎者まるだしなのですが……
最近 こういう形のグラスで水を出すというのがはやっているのでしょうか?
山のホテルのヴェル・ボワでもこんな形だったなあ……
きれいな花。
ディスタゴン25㎜ のきらきらボケもいい感じ。
このレンズはほんと買ってよかった。
ロイヤルブレックファストのお品書き。
これ。けっこう立派だったので 持ち帰らなかったのですが……
ひょっとしてお持ち帰りOKだったのかな??
聞いてみればよかった……
目覚めのスムージー
グリーンスムージー
マンゴースムージー
グリーンは一体なんだったか忘れました。すみません。
サラダ
彩り野菜とミックスリーフ
エディブルフラワーのサラダ
スモークサーモン添え
赤玉葱のドレッシング
ニンジン嫌いのT子さんが ニンジンを大量に僕のほうに寄こしてきましたが
シャクシャクとおいしくいただけました。
ヨーグルト フレッシュフルーツ添え
すごい形の器。
本日のスープ(かぼちゃだったかな?)
生ハムとラタトゥイユのライ麦ガレット トリュフ風味
スクランブルエッグ アブルーガ添え
トースト クロワッサン
厚切りベーコン ソーセージ
季節の温野菜
アブルーガというやつにはじめて出くわしたのですが、
つやつや光沢があってきれいですね。
海賊船が動き出しました。
お食事終りまして……
バーの様子など撮りまして……
ル・トリアノンに別れを告げます。
んー ほんとゴージャスな空間でした。
夕食のとき どんな雰囲気がとても気になります……
が、とても高いです。
チェックアウト――
荷物をいったん預けて、箱根園のロープウェイに向かいました。