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万平ホテル(1936)その2 アルプス館クラシックツイン124号室

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その2です。

1日目に泊まった部屋のご紹介。

 

お昼のカレーを食べ終わって――

 

15時のチェックイン時刻まで

 

写真を撮って時間を潰します。

 

が、被写体には事欠かないので

飽きませんでした。

 

前回 ケチをつけた

天井および照明↓↓……

 

どうです?

寂れた地方都市の寂れた旅館みたいじゃないですかね?

 

ここは残念なディテール。

 

カフェテラスは賑わってました。

 

あれかな。翌日翌々日と 天気が悪いという予報のせいか。

(けっか、その予報が当たった)

 

そうそう、こういう凝った天井の部分があったりするから↓↓

……

 

余計しょぼい天井の部分が 目立ってしまう。

 

――お前、

どんだけ天井に恨みがあるんだ、というぐらい書いてますが……

 

ロビー および カフェテラス(ガラス窓の向こう側)↓↓

 

カフェテラスが満員で入れない時は

ロビーの椅子で待つことになります。

 

じっさい翌日のお昼、われわれはここの椅子で10分くらい待ちました。

 

15時になったので チェックイン。

 

ちなみに、泊まりました124号室は

赤丸で囲んだ部分↓↓

 

入口の真上。

フロントのすぐ近く。

 

ベッドルーム↓↓

 

マニフレックス社製マットレスを使用。

 

とのことでしたが……

 

寝心地最高でした。

 

翌朝、

ただでさえ寝起きの悪いT子さんを起すのにたいへん苦労しました。

 

そして、一番特徴的な部分。

「ベランダ」

「広縁」……

 

いやぁ、謎の空間ですな。これは。

へんてこな間取り。

 

いえいえ、けなしているのではなくて、

感嘆しております。感動しております。

 

窓の下にある謎の白い物体はヒーターです。

けっこう寒くなったので使いたかったのだが、

稼動するのは11月からだそうで、残念ながら使えなかった。

 

ご丁寧に「床の間」までついてる……

 

液晶テレビの上にあるのは、

おいおい、

違い棚だよ。

 

「旅館」じゃなくて「ホテル」ですから

土足でずかずか部屋の中に入って来るわけですが……

 

そこに床の間があらわれる、という……

 

テーブルの上にあった

「万平ホテル 創生期の記憶」という小冊子。

 

売店でたしか200円くらいで販売してたので

宿泊客でない方も入手できます。

 

そしてルームキー

部屋にあった お持ち帰りグッズ。

絵葉書 ステッカー

 

どっちも売店で売ってました。

ステッカーはこれ以外にたくさん種類がありました。

 

右上にあるコースターは

洗面台のコップの下に敷いてあったのをもらいました(笑)

 

そうそう、

到着したらさっそくカメムシが2匹 窓にいました。

 

そういうシーズンなのかな?

年中いるのかな?

 

駆除しますので遠慮なくフロントまで連絡願います。

と、いわれましたが、

 

そのあと雨続きだったので カメムシに出会うことはその後ありませんでした。

 

124号室の窓の外の風景。

 

下側 パラソルは カフェテラスの席です。

 

紅葉の始まりでした。

 

ベランダ部分から ベッドルームをみたところ。

 

家具が……

重厚すぎる……

 

鏡台はさすがに現代的なものでした。

 

 

 

年季の入ったドア。

 

ジョン・レノンの128号室というのはどこなのかな?

 

どうも写真の雰囲気だと 中庭側のようだとおもうのですが。

 

えーバスルーム

 

クラシックな雰囲気をできるだけ残しつつ

現代的な要素も入れて……

 

というものでしょう。

 

今年3月。

横浜のホテルニューグランドの本館スイートに宿泊しまして……

 

「なんだこれは!」

「オリジナルの要素がまったく残ってないではないか!」

と、トマスの野郎は大激怒(笑) だったのですが……

 

オリジナルを残そうとするとこうなる、といういい見本でしょう。

猫足のバスタブとか……

 

ん、でもねえ、

 

……実際に泊まってみてわかったのは

ニューグランドのやり方は正しい(笑)

 

現代の日本人に

猫足のバスタブとかムリですわ。

 

あと、トイレとバス。分かれてた方がいいですわ。

このお値段だったら。

 

なんかけなしているようですが、

すみません。

 

そのあたりは重々承知で予約したので、クレームとかじゃないんです。

 

まとめますと――

30年代の雰囲気を味わいたいとおもってアルプス館に宿泊したのだが、

現代人にはちょっとついていけない部分が若干あった。(とくにバスルーム)

というところなのです。

 

あと、2日目のウスイ館スーペリアツインの部屋が良すぎたせいもあって――

 

アルプス館は1回泊まればもう満足。

というのが本音です。

 

部屋の撮影がひととおり終わりまして……

外出へ。

 

部屋からすぐ階段室。

 

おりてすぐフロント。

 

旧軽銀座へ 歩いていきました。

 

 

 

その3につづく。


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