大倉陶園・黒猫親子 聖パウロカトリック教会(アントニン・レーモンド・1935) 白糸の滝
10月の軽井沢旅行の記事をえんえん書いております……今回は雑多な内容です。 □□□□□□□□わたくし、旅行に行くと、まず 母へのお土産を買おうとするのでT子さんに マザコン マザコンなどと毎回罵られているのですが。 ↑↑母に、この暴れ者の世話をお願いしなければならないので、仕方ありません。 今回のおみやげは 旧軽銀座の大倉陶園アウトレットで以下の品々を購入↓↓...
View Article万平ホテル その4 ウスイ館書斎タイプ・351号室
10月おわりの軽井沢旅行の記事です。はい。大雨の中 旧三笠ホテル 白糸の滝を見物しましてホテルに帰ってきました。 で、ホテル内の熊魚庵さんで天せいろをいただく。 こんなでした。 つづいてカフェテラスで 名高いロイヤルミルクティーをいただこうと思ったのですが、満員で 5分か10分か ロビーで待つことに。 そのあいだ シグマの魚眼で撮ってみたのが以下のような感じです↓↓...
View Article万平ホテル その5 夕食(萬山楼)・朝食・史料室
万平ホテルの記事はこれで最後。 まずは2日目の夕食。メインダイニングです。お客さんがまばら……ほんとに数えるほどで寂しい限り。 旅行中は雨続きでうんざりしていたのですが、今から振り返ってみると お客さんスカスカの万平ホテルという珍しい経験をしたのかもしれません。 中庭側の席は空っぽ(1日目はこっち側で食事をした。1日目のほうがまだお客さんが多かった) 折り上げ格天井のディテール。...
View Article田崎美術館(原広司・1986・軽井沢町)は建築ファンにおすすめ‼
軽井沢旅行の最終日、万平ホテルをチェックアウト後 田崎美術館を見学して、帰りました。 ――10月25日 豪雨の中 帰りました。 □□□□□□□□ 世の中は 建築ファンにはあまりやさしくなくて――「撮影可」という建築は 案外に少なかったりする。 ひどい例になると...
View Articleぬい撮りは難しい(スヌーピー) 横浜・江ノ島・鎌倉にて
はい。すぬうぴぃをいろいろ撮ってみました(笑) 12月初旬に ホテルニューグランドのベイフロントコーナーダブルに連泊したのですが、T子さんが スヌーピーのぬいぐるみを持ってきまして「これをうまく撮れ」と命じられましたので いろいろ撮ってみたのがこれです。 タイトルにも書きましたが、けっこう難しいです。 ぬいぐるみは モンチッチとかで有名なセキグチのもので中に関節が入っていて...
View Articleアルテリーベのおいしい水は、ただの水だった(笑)
明けましておめでとうございます。 猛獣(ゆり坊)は とても元気にしております。 □□□□□□□□昨年(2019年)――12月はじめ。アルテリーベでランチをいただきました。 イチョウ並木の黄葉の季節に、・アルテリーベでランチ。・ホテルニューグランドに泊まる。というのが 恒例行事になりつつある…… というか、T子さんは毎年の恒例行事にしようとしているようです。...
View Articleホテルニューグランド・ベイフロントコーナーダブル1003号室からの夜景。
前回の記事のつづき。ホテルニューグランドに泊まるのは3回目。今回はタワー館10階の角部屋に連泊しました。 とても眺めがよかったです。 ご覧のように、ランドマークタワーは見切れてしまう感じですが。大さん橋が見られれば僕は幸せです。 □□□□□□□□えー正式名称はベイフロントコーナーダブルなる部屋です。 以下、部屋の紹介をします。 左からクローゼット ドア 洗面台 トイレがかすかにみえますな↓↓...
View Articleホテルニューグランド・ザ・カフェで夕食・熊魚菴たん熊北店で朝食
承前――12月の小旅行の記事をまだ書いてます…… ホテルの10階の部屋から見下ろしてばかりいるのも何なので地上に降りてみました。 山下公園のイルミネーションを撮ります。 ↓↓これはシグマの15㎜魚眼。 やはり、コシナ・ツァイスの鮮明な画質に比べるとだるい感じの描写です。絞りf/8でこれです。 氷川丸、なんですが――...
View Article兵頭二十八、他「並べてみりゃ分る 第二次大戦の空軍戦力」感想
オタッキーな本です。でも――一言でいって名著です。それもじわじわと効いてくるタイプの名著。 自分の中では――あくまで個人的なはなしですが――マーシャル・マクルーハン「グーテンベルクの銀河系」クロード・レヴィ・ストロース「野生の思考」エーリッヒ・アウエルバッハ「ミメーシス」みたいな……モノの見方がガラッと変わる本という気がします。...
View Article江島神社・片瀬海岸西浜の夕景。
行ったのは12月初旬なのでもう2か月経っちゃってます……記憶があいまいです。 えー、以下 るるぶやらまっぷるのおすすめコースをなぞっただけのはなしで一切みなさまの参考にはならないとおもいます。 道のり。ホテルニューグランドから 徒歩で石川町駅まで石川町駅から根岸線で大船駅まで で、湘南モノレールで↓↓湘南江の島駅まで。 モノレールという乗り物に 久しぶりに乗ったのですが、ガタガタ...
View Article金香楼で夕食 ル・ノルマンディの朝食 鎌倉・明月院の紅葉
12月はじめの小旅行の記事がようやく終わり。 片瀬海岸西浜で夕景にみとれた我々は出発した石川町駅に戻って来まして―― 中華街へ。あまり寒くなく おだやかな夜 金香楼さんの「水上席」というのを予約してました。 ヌーベルシノワ(フレンチ中華?) の「風」というコース。 ↓↓左側にあるのは鉄観音茶。コップはジンジャーエールだとおもう。 鉄観音茶頼んではみたものの……味がなんだかよくわからない。...
View Article牛久最強中華は二胡々亭(ニコニコ亭)‼/ つくばぷりん・ふじ屋
お久しぶりです。 ゆり坊は元気にしております。 □□□□□□□□え、さて めっきり出かけることもなくなったため地元イバラキの話題です(笑) 「牛久」「中華」というと、かつて「甲子亭」という名店が 国道6号沿いに君臨しておったのですが…… 去年の夏頃だったか、突然閉店してしまい、牛久市民、いなイバラキ県南の老若男女を嘆かせていたわけなのですが…… どうも...
View Article塔の作家・小津安二郎 その1 「若き日」~「その夜の妻」
さいきん兵頭二十八・小松直之共著 「日本の高塔」という本を読みまして――(古本で購入。図書館の蔵書だったっぽい↓↓) たいそう感銘を受けたわたくし。1999年初版の本でして、内容は古くなっているとおもうが(もちろんスカイツリーは入ってない)日本各地の バカ高い構造物を網羅していてなかなかおもしろい。 東京タワーやら横浜マリンタワーだの...
View Article塔の作家・小津安二郎 その2 「晩春」壺のショット/「淑女と髭」「東京の合唱」
――じつは、小津安二郎という映画監督はひたすら「塔」を描いてきた人だったのではないか?? そんな単なる思いつき(笑)を証明すべく、1作品1作品 分析しております。 前回書きましたように 見切り発車ではじめてしまったのですが――つらつら考えまするに…… これって あの名高い「晩春」(1949)の壺のショットの解明につながるんじゃあるまいか??とかいう 予感を抱きまして……...
View Article塔の作家・小津安二郎 その3 「生れてはみたけれど」
小津安二郎というひとは「塔」――(塔状の構造物……塔・ビルディング・電柱・巨大な像・巨樹等々)を描きつづけた人なのではあるまいか? という観点から、小津の全作品を見直してみようとやっております。その3です。 今回は 大・大・大傑作「生れてはみたけれど」なんですけど。これは正直 心が折れかけました――というのは電柱がひたすら出現する映画だからで……...
View Article塔の作家・小津安二郎 その4 「非常線の女」の教会は横浜山手聖公会である。
えー、順番通りにいくと「青春の夢いまいづこ」→「東京の女」→「非常線の女」なのですが、 ちと先回りして はじめに「非常線の女」のことを書きます。というのも…… 名高き田中絹代×水久保澄子の、キスシーンの背後に写っているのは…… あれはカトリック山手教会だ、などと たわごとを書いている人をウェブ上で発見したからで―― ちなみにカトリック山手教会はこんな↓↓まったく違いますよね。...
View Article塔の作家・小津安二郎 その5 「非常線の女」①
で、ようやく…… 10、「非常線の女」(1933)なわけですが、書くことが色々あるので何回かに分けます。 「その2」だったか、「晩春」の壺――あれが「塔」だったんじゃなかろうか?などとめちゃくちゃな推論を書いたのですが、 「非常線の女」ではこの白いポットが↓↓「塔」なんじゃなかろうか? と疑っております。 また暴論を吐きます(笑)シナリオのS93・S94...
View Article塔の作家・小津安二郎 その6 「非常線の女」②
ようするに一番大事なことは常に隠されている――……わけです。 今回のコロナ騒動でも同様で常日頃報道されている・首相のカミさんがどうこう、とか・芸能人の軽はずみな行動・発言、とか・マスクがどうこう、とかそういう話題は「表層」にすぎず、 最も重要なはなしというのは……・極東アジアの平和を守っているアメリカ海軍が機能不全に陥っている。というそのことなはずです。...
View Article”清水宏と小津安二郎そして「塔の思想」”
リブログなるものをやってみますが―― なんと‼4年前の記事では↓↓ ・小津安二郎=古典様式(クラシック)、塔がない。・清水宏=ゴシック、塔がある。 などと書いてますね(笑)今、「塔の作家・小津安二郎」などと主張している真逆のことを―― このことに対する言い訳・屁理屈(笑)を書きますと……小津→クラシック的 清水→ゴシック的というのは間違ってないとおもう。 これは多くの人の賛同が得られるでしょう。...
View Article塔の作家・小津安二郎 その7 「出来ごころ」①(タロットの塔)
今まで 小津安二郎の初期作品(「若き日」から「非常線の女」まで)を、「塔」という観点から分析してきまして、だんだんわかってきたことは―― ①「塔」の意味は……将来への希望、性的欲望のシンボル、若い頃に抱いていた純粋な夢、等々である。 と、いうことでした。...
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