「雨」(1932)ルイス・マイルストン監督・ジョーン・クロフォード主演
小津安っさんが影響を受けたハリウッド作品も見なきゃな――……と、小津作品の分析をするのならあたりまえすぎることを ようやくやり始めました。 まずはじめは ルイス・マイルストン「雨」なんですけど……いやぁ すんばらしい作品です。...
View ArticleGo To Eat でがっかりした件。にっぽん丸・飛鳥Ⅱ 等々(横浜市)
武漢肺炎パンデミックの影響で ほぼ一年ぶりの横浜―― タイトルで書きました件とは別にいろいろとがっかりしました。がっかりというのか、まあタイミングが悪かった、運が悪かった。というのが正解です。はい。 まず 野毛山動物園ですよ。皆、やる気がないです。 (以下、動物の写真は 70-200㎜ 望遠ズーム) ↑らいよん、爆睡。となりで虎さんも寝てた。 ↑ワニ、動かない。(逆に活発だったら怖いわな)...
View Articleルビッチ「陽気な中尉さん」(1931)は小津「非常線の女」のキスシーンのルーツである①
ジュネス企画なるところが出しているエルンスト・ルビッチの5枚組DVDというのを買ってしまいまして――(「陽気な中尉さん」(1931)「私の殺した男」(1932)「極楽特急」(1932)「天使」(1937)「生きるべきか死ぬべきか」(1942))...
View Articleルビッチ「陽気な中尉さん」(1931)は小津「非常線の女」のキスシーンのルーツである②
◎小津安二郎「非常線の女」(1933)の田中絹代×水久保澄子のキスシーンのルーツは、エルンスト・ルビッチ「陽気な中尉さん」(1931)のクローデット・コルベール×ミリアム・ホプキンスのキスシーンである。――という記事です。 はじめに 東西二つのシーンの...
View Articleホテルニューグランド・プルミエスイート1707号室(グランドスイートとの比較など)
12月は ホテルニューグランドに泊まることになっているわけですが、いつの間にやらそういう決まりができているわけですが、GoToトラベルで安くなっているのでせっかくなのでプルミエスイートに泊まってみました。 武漢肺炎パンデミック以降――今年6月 うちの母と妹が 山のホテル(箱根)へ行ったのですが客室への御案内はなかったらしい。んで、今年9月 ブログにも書きましたがわたくし...
View Article江之島亭(寅さん映画の舞台)・湘南江の島クリニックで予防接種
12月はじめ 二泊三日で旅行に行きまして撮りまくった画像を載せます。 二泊ともホテルニューグランドで、二泊め泊まったのが、前回の記事のプルミエスイートでした。(さすがにスイート連泊はムリっす……) まず、東京駅で会った このブラウンメタリックな電車はなんですか?掲示板は「回送」としか書いてないので なんだかわからず。 かっこいいな、このヤロー。 いったん、ホテルに荷物を預けまして江の島へ。...
View Articleザ・カフェ・クリスマス特別コース・いちごフェア ガンダム 飛鳥Ⅱ入港風景
もうとっくの昔に終わってしまったザ・カフェのクリスマス特別コースをご紹介。 今回の記事。さいごのさいごの画像は クリスマスツリーだし…… もとい……湘南江の島クリニックで二人そろってインフルエンザ予防接種を受けまして、朝、荷物を預けた ホテルニューグランドに戻ってまいります。で、ザ・カフェで夕食。 大好きな固めのパン↓↓ 大好きなレモンスカッシュ。...
View Article村野藤吾展・ホテルニューグランド本館ロビーのクリスマスツリー
あけましておめでとうございます。 新年一発目は、会期がすでに終わってしまった展覧会とメリークリスマスな記事。。。。 旅行の二日目は 横浜駅周辺で買い物をしまして――村野藤吾展へ。撮影可だったのは会場の入口付近だけだったです。...
View Article明月院の紅葉・峰本(そば)・鎌倉文華館・久しぶりの黒船亭
前回に続き、タイムリーな話題。紅葉ですよ、紅葉。 ホテルニューグランドのプルミエスイートをチェックアウトしまして――北鎌倉にやってきました。 明月院。仏教のお寺は正直あんまし好きではないのだが、ここは毎年来てしまいます。 「紅葉情報」みたいなサイトだと鎌倉はもう紅葉終わってる、という情報でしたが、 運良く、明月院は「見ごろ」でした。 月笑軒からみた紅葉↓↓ 月笑軒 中の様子。...
View Article愛しのルナ。さようなら……(Panasonic Strada CN-HS400)
本日、1月20日。つい先ほど、愛しのルナとお別れをしてきました――…… □□□□□□□□1月のはじめ。13年間、約195000km酷使してきた 愛車のマツダ・アクセラが急にクラッチがつながらなくなりまして――(MT車) とうとう手放すことになりました。 ルナ、というのは、新車の当時から ついていたカーナビ ストラーダ CN-HS400 の……...
View Articleホテル日航つくば(磯崎新)・中国料理 桃李(桃花林)
プイプイモルカーを新車で注文したい、今日この頃……(でもトヨタの某ハイブリッド車にしました) えー 一昨年に宿泊したホテルのご紹介。なぜ、今頃? というと、いろいろがっかりしたからです。とくに趣味の悪い黒いソファにがっかりしたからです。 磯崎新設計のホテルにがっかり。 ――はい。ホテルの運営がどうこう、ではなく、建築(とくにインテリア)にがっかりしちゃったわけです。...
View Articleウォークマン・PEANUTS Collection (NW-A55)など
年始早々 ルナ(マツダ・アクセラ)が壊れまして 2月中旬。赤いカバ子(トヨタ・C-HR)がやってきたのですが、 カバ子で音楽を聴くためにウォークマンを買ったというおはなし。 さすがのトマス・ピンコも スマホで音楽が聴けるということを知っているのですが、せっかくなら、音楽専用の機械が欲しい。 で、ソニーのウォークマンのサイトをみるとPEANUTS Collection とやらいうものが...
View Article京マチ子の「顔」または小津安二郎「浮草」の構造 その1
京マチ子たんの「顔」を中心に小津安二郎監督「浮草」(1959)の分析をしようとおもいます。 □□□□□□□□ そもそもの出発点は、宮川一夫キャメラマンの京マチ子の「顔」についての発言でして―― (↓↓左:宮川一夫 右:小津安二郎) 日本映画専門チャンネルというところでずっと前に NHKの「訪問インタビュー」なる番組の再放送をやっておりましてNHKのアナウンサーが...
View Article京マチ子の「顔」または小津安二郎「浮草」の構造 その2
小津安二郎の「浮草」(1959)には、京マチ子の「顔」……をめぐって以下の3法則があるのではないか?という記事。2回目です。 3法則とは。「S96 楽屋口」以前……法則①京マチ子は、中村鴈治郎に対して常に「左側の顔」(やさしい顔)を向けている。法則②京マチ子は、中村鴈治郎以外の人物に対して常に「右側の顔」(きびしい顔)を向けている。 「S97...
View Articleみはしのあんみつ・国立映画アーカイブ①(田中絹代・小津安二郎・山中貞雄)
3月某日。国立映画アーカイブ常設展 「日本映画の歴史」をみてきた、という記事です。小津「浮草」の記事が途中なのですが、コレは記憶が新鮮なうちに書いておこうと思いまして―― まずは上野。みはしさん。 甘党カップルがひたすらに甘い物を食べるの図。 わたくしは 苺クリームあんみつ。 甘すぎずおいしかった。ですが、もちっと暖かくなってからのほうが良かった。体が冷えてしまった。 T子さん...
View Article国立映画アーカイブ②・海老屋総本舗・ニコニコ亭(牛久)
国立映画アーカイブの記事。後編です。 会場内あちこちで、小さな液晶モニターで いにしえの名品を紹介していたが、それとは別に16mm映写機での映写もありました。 こんな機械が 30分ごとにオートマチックに作動するわけです↓↓正直、動作音がうるさいですが、(カタカタ・ゴトゴト・ガチャン、といったような感じ)自動車すらおとなしい現代に、また良し。...
View Article京マチ子の「顔」または小津安二郎「浮草」の構造 その3
小津安二郎の「浮草」(1959)には、京マチ子の「顔」……をめぐって以下の3法則があるのではないか?という記事。3回目です。 3法則とは。「S96 楽屋口」以前……法則①京マチ子は、中村鴈治郎に対して常に「左側の顔」(やさしい顔)を向けている。法則②京マチ子は、中村鴈治郎以外の人物に対して常に「右側の顔」(きびしい顔)を向けている。 「S97...
View Article「少女革命ウテナ」と「マリア様がみてる」の比較・考察
最近 アマゾンプライムで「少女革命ウテナ」ばかり見ているわけです。1997年にテレビ東京で放映されていたそうです。 ついこないだ 一週間くらい前 全39話を見終わりまして今、2回目 見直しているところです。なんなんですかね? この難解極まるストーリーは。グノーシス思想を少女小説に溶け込ませたような……女の子向けのアニメとして正しい解答なのでしょうか?...
View Article今野緒雪「マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物」感想
まず、久しぶりのゆり坊の画像。元気にしております。 □□□□□□□□ふたたび わたくしの中で「マリみて」ブームが起きてしまいました―― 前回記事に書きましたように、「少女革命ウテナ」をみてたら、「マリア様がみてる」を思い出しまして――で、1巻目から読み出したら止まらなくなってしまった次第。今「子羊たちの休暇」読んでおります。はい。...
View Article三宅艶子「ハイカラ食いしんぼう記」感想(エスキモーの新橋ビューティ食いてえ!)
モダンお嬢さま・ツヤコかわいすぎる……という本。 「マリみて」ばかり読んでるとおもわれるのもアレなので(じっさいそうなのだが)ご紹介いたします。 上流階級のお嬢さまが 戦前および戦後まもなくの 印象に残った食べ物の思い出をひたすら書く――という本。...
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